ナイト イン アモイ
経済特別区に指定されたアモイの街中、友達になろうと近づいてきた若い麗人に付いていったばかりに酷い目にあった話。友達になろう、一緒にカラオケに行こうと話しかけてきた美人にホントに酷い目にあった友人の話である。こちらから話しかける人には悪人はいないが、話しかけてくる人にはご用心、ことに片言の日本語で話しかけてくる人にはことに注意が要するようだ。クワバラクワバラご用心。
ほろ酔い機嫌で街中を歩いていたとき、一緒にチャイしようと話しかけられたそうである。それで一緒について行って入った先が**酒楼、入場料は1人100元だったかな。メニューを見ると高価な酒類はなし、コーヒとかお茶ばかりで値段は書いてなかったという。女性は2人、コーヒを2杯づつ飲みよった。これで服務費込みで600元とおっしゃる。これはないぜ、殺生な、たかがコーヒ数杯飲んだだけで、900元(入場券とも)とは殺生なと思っていると恐いお兄ちゃんがやってきて、持ち合わせの不足分腕時計をおいて無事釈放と相成った。
店に入ったときは客も結構いたのに、いつのまにか、皆いなくなっており、料金でもめだすと何をされるか判らない。怪我をしないで済んだので良かったのかも知れない。これは、経済発展めざましい大都市に見られるありふれた光景、用心しなければなるまい。
中国の水商売。代表的なのはカラオケとスナック。その違いは何だろうか。スナックは開放的な店内で、テーブルと椅子が並んでいる。これに対してカラオケは基本的には個室。値段はさまざまだが、カラオケがスナックの約2倍。サービスも約2倍。従業員の給料制度にも違いがある。スナックは月給制。たとえば閉店時間から、客が帰るまでの時間は、”加班”(残業時間)とよぶ。これに対し、カラオケは月給無しというのが基本。それどこか毎日ショバ代を払わねばならないのだ。カラオケの場合、収入はすべて客からのチップからなっている。客は店に払う料金とは別に、チップを払う。出来高払いというわけ。従ってサービスも過剰になりがち。スナックが加点方式であるのに対しカラオケは減点方式。休んだら200元、遅刻したらいくら(同伴で無い場合)というように罰金が決まっている。また、ひと月に複数の客に入れさせるボトルの本数にノルマがあって、ノルマに達しない場合は、例えば一本当たり、200元の罰金。実はこの罰金制度、特定の客と必要以上に仲が良くならないように工夫されているのだ。万一”お囲い”状態になんかなれば、お店にとっては、上客と、稼ぎ頭を同時に失ってしまうからだ。
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