上海紀行


連休の3〜6日何もすることがなかったので友人と上海に行って来た。東急主宰のツアー(参加者100名以上)に入って行って来たが、上海までは片道2時間弱なのに、行きは午後便、帰りは早朝便で往復の2日間は何もできず、自分でブラブラできたのは2日間のみ、食事は不味いはさんざんだった。安物のツアーなんてこんなものかもしれない。ただ取り柄はツアーを離れることはあまり嫌な顔をせず、これだけが取り柄だった。相変わらず妖しげな免税店というみやげ物店に多数回案内された。何分にも費用が安すぎる。国内旅行の半額以下だ。参加者多数過ぎて統制が取りがたいのだ。買い物はしない。あまり喜ばれたくないお客さんだった。

フリーの2日間の1日は上海市内でもう1日は郊外に遊んだ。市内の1日は豫園にも入らず蔵宝楼の地下で1日過ごした。丁度中国でもメーデーの連休中であり豫園の中はそれこそオスナオスナの賑わいで人が溢れていた。あまりにも人が多いので迷子になりかけた。

老城隍廟古玩市場はみやげ物店の集まった蔵宝楼の地下で、地下全てが骨董品の商店街だった。各ブースには店番のオネイチャンやおじさん達が1人ずつおり呼び込みが激しく、少しおっかなかった。ブースは2X2.5m位の大きさでショウウインドウは勿論各壁の天井まで展示品の品物であふれ、地面まで各種壷類で一杯だった。まさに立錐の余地がないとはこのことであった。

店舗内のスペースと言ったら小さい椅子2個分で、呼び込んだ客を奥の椅子に座らせ、自分は入口に立ちはだかったまま、お客さんが自由に外にでれないように遮り、あれこれ商品を奨める。、これではオシッコにもいけないようだ。中国人の商売熱心はすさまじいかぎりで、こんなチッポケな店舗が何十といや何百と繋がっていた。こんなお店を狭い空間を冷やかしながら1日をつぶした。昼時お腹が空いて来たで、この時ばかりは地上に上がり近くの食堂でパオズを食った。ジュウシーでとっても安くおいしかった。

残念なことに目が利かない。これが価値あるのかガラクタなのかさっぱり判らない。何も判らないのにほぼ1日をここで潰した。駆け引きも面白い、初値の3分の1位から半値が妥当なところだろう。日本えのお土産にしても自分のコレクッションにしても陶器類はかさばるし重い、もって返るのが大変だ。どうせ偽物臭いし、ホンモノがこんな価格で手にはいるわけがない。まあ元(円)を捨てたつもりで買えばよいようだ。明はともかく清代と思われる小さなお茶碗数個を買い求めた。いつのまにか家にはこんな雑品がゴマンとあるようだ。

柔らかい土ものだろう。三彩の蓋付壷、どかかで見たような気もする。三彩と云うより二彩かも知れない。でも唐三彩ではないだろう。唐三彩のホンモノならばこんな値段で買えるわけがない。でも相当古そうだ。古色を付けたものではなさそうだ。数百年をえていることは確かだ。中に油でも入れていたのだろうか。油壷かなあ。おそらく長い間土中に埋まっていたのだろう。中は真っ黒、変なニホイがする。あるいは骨壷かも知れない。高さ30cm位、最大径もそれほどある。重さも3〜4kg、相変わらず、懲りもせず、いつもの同じパターンだ。5/06/01

おそらくこれらの品物はほぼ100%近く紛い物だろう。本物ならこんな価額で購入できる訳がないだろう。だのに数点重いのに買ってしまった。相変わらず懲りないのかな。日本のヤフオクでも課題を呼んでいる。偽物の氾濫だ。真贋は難しい。結局自己責任だ。でも自分が楽しめば十分なのだ。楽しみと真贋は全く別の問題なのだ。




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