中国少数民族(雲南地方)


【雲南地方に見られる少数民族】

 ナシ族・ペー族・タイ族・ジンポー族・プーラン族・ジノー族・ラフ族・ハニ族・モンゴル族・ミャオ族・イ族・トン族・ヤオ族・チワン族

 サニ族はイ族の一部族なのである。イ族には沢山の部族があり、少数民族の中では一番人口も多い。丸い環型の刺繍した帽子をつけ、その両横には耳のような角が生えている(未婚の女性のみ)。服装も黒地にバラエテイに富んだ色糸の刺繍が綺麗だ。サニ族は芸術的センスを持ち合わせているように見受けられる。女性はハンモックの中に子供をいれ、かたわらで刺繍にただひたすら熱中している。                     

【イ族と奴隷制度】

 イ族と奴隷制度とは切り放して考えることはできないが、私には詳細がわからないし、理解も出来ない。イ族の奴隷制度について、もうすこしつついてみるのも面白そうだが、一過性の旅行では無理なことだ。

 イ族は、基本的に黒は人間世界の色で、民族の強い絆と誇りと奴隷主としての権勢を表す黒色の服装をつねに着用し、白は神と霊の世界の色と考えている。それゆえに、供えものは白い鶏、白豚、白い羊に限られる。男子は、頭は頂上の一束の髪を残しすべてそり落としている。この残った髪は霊魂が宿る場所だとして、他人に決して見せないし、触れさせない。大きな大きな直径四十センチを超す帽子のように見えるのは、この聖なる場所を守るため、黒い布を幾重にも巻いているためである。女子の着けている装身具も独創的で面白い。


ヴェトナムの肩たたき




homeに戻る  随筆・評論に戻る  雑文目次の戻る  次に進む