こどもの目・大人の目


 夢・希望・向上と今年度のスローガンを設定させていただいている。とくに最近いろいろの荒っぽい事件が多発して、新聞によっても報道されているが、このすさんだ世相のなか、まづ健全な青少年の育成について考えたい。ACTに関してはいろんな考え方もあるが、言い伝えられるような飽食の時代、ものよりも精神的なものを考えたい。私の方からこれこれと希望を述べるのではなく、クラブメンバー全員で考えていただきたい。メンバーからいろんな意見が出てそれが集約されていったら、これほどすばらしいことはない。例えばスポーツの大会や、スポーツ教室、講演会等なんかはどうだろうか?おこがましいかもしれないが、明日えの希望・夢を与えてやりたい。これがわたしののぞみである。 

 私の好きな詩人に佐藤浩さんという方がおられます。かれは雑誌児童詩”青い窓”のなかで、こどもにちかづいてきたもの、あるいはこどもから遠ざかっていったものとして次のようにのべております。

 子供たちから遠ざかったもの

   自然

    父親の後ろ姿

   母親の笑顔

   ガキ大将、遊びの集団、家事手伝い

 近ずいたもの

    公害、マスコミ

   重圧 学歴社会、テスト、宿題、塾

 常日頃、新聞・TVで報道されているのと全く同様です。

卑近なものを例にとっても、土と土地に対する見方もこどもと大人では全然見方が異なるようです。こどもは土地を土として、あるいは花の咲く土地として、またミミズやアリの住む世界としてとらえています。しかし大人はどうであようか?大人にとって、土を土地を投機の対象として、坪何万円とか、幾ら値上がりするとか、どのぐらい儲かるかとか、考え方はもう決まっています。まあたけいに対する責任を負っている大人は夢ばかり追うわけにはゆきません。今年度のACTは童心を育てることに重点をおきたい。
                                8.7.29



 homeに戻る  随筆に戻る  話の種に戻る  次に進む