失われた荷物
どこかで聞いた話だが、ビジネスでチェックインしようとしているのに、案内嬢があなたは向こうの(エコノミー)方だという話が出ている。人相、雰囲気から案内嬢がそう思ったのであろうが、物事外見からだけで判断してはならない。けしからん奴だ。反対に、またそれ相応の身なりをしたいものだ。誤解をまねくのも、まねく方も、まねかれる方もフィフティフィフティということだろう。
最近Fクラスの席が少なくなってきたような気がする。Fクラスの全く設定のないのも多数見受けられる。Cクラスも、そのなかにいろんなグレイドがあるようだ。先年バンクーバーからCAで関空に帰ってきたときは、F席18席にはたった2人しかお客がいなかった。このとき、われわれのグループだけでC席をほぼ全部占めており、機内サービスもまずまず。グループには飲み助があまりいなかったが、僕の連れがたいへんな酒豪で底抜けだった。FとCを通して白ワインを所望したのは我々だけで、ミニサイズでなくフルボトルのドンペリがでてきた。僕はグラス半分ぐらいで良い気分。連れはお代わりにお代わりで、とうとう1本空けてしまった。あまりの酒豪ぶりに、パーサーとも仲良くなり、話も弾んだ。ドンペリの搭載もめずらしかったが、この飛行機、いつもドンペリ2本積んでいるとのことで、もしF席のお客さんからリクエストがなければ帰りにお土産として1本進呈するとのことで、あの幻のドンペリ1本せしめてきた。他のお客さんには申し訳ないが、今回のC席はもとをとった。
何年か前にhongkongに旅したことがあった。僕のような田舎もんが、はりこんだものだ。利用airはJALのFである。丁度、時あたかも12月25日、機内放送で今日はクリスマス、おめでたいX'masを祝するため、夕食はF席と同様のもんを提供するという機内放送。Fクラスのもののサービスはどないなんねやん。チョコレートのサービスも全席同様にあった(おみやげ用)。
無事伊丹空港(関空以前の話)についた。昔からF席の荷物ははdoor side baggageと決まっている。ところが、一番先に出てくるべき荷物がなかなか出てこない。とうとう最後の荷物がでてベルトコンベヤーは止まってしまった。いやはや困ってしまった。一瞬lost
baggageかと。いままでに荷物の行方不明の経験はコペンハーゲンからヘルシンキへ飛んだときの一度だけ。この時は翌日ヘルシンキのホテルまで無事とどけられた。折角Fクラスと張り込んだのに。田舎もんはがらにも似合わないことをするもんじゃない。荷物はちゃんとあったのだ。親切な係員のサービスで税関のまえに、ちゃんと並べられて置かれていた。柄に合わない田舎もんの、お上りさん、膝栗毛、弥次喜多道中もよいとこだ。