藁の紐(束子)
昔、田舎には産小屋と言う離れ小屋があって妊婦がお産がせまるとこの部屋に、取り上げ婆さん(産婆さん)と一緒に入り赤ちゃんを生んだ。いまでもこの部屋の残されている所がある。この部屋の中心部に梁から直径4〜5センチの太い縄で編まれたロープがぶら下がっており、妊婦はこのロープにしがみつき陣痛にたえ、力んだと言う。昔のお母さんは偉かった。
昔、野糞たれていた頃は植物の葉なんか良く利用したモノだ。とくに里芋のおおきな葉っぱなんか、その肌障りなんか全く素晴らしいものだった。でも葉っぱの選択をあやまり繊毛の生えている葉っぱを使用すると、それこそ地獄だった。日本人的感覚では川の水で洗うという発想はあまりなかった。
田舎のトイレ(厠所)で、前真ん中に太い縄のぶら下がっている見たことがある。産小屋のあの太い命綱のようなやつだ。具体的な、この用途は賢明なる諸兄に判断に任せるが、そう、そのように使用するのである。東南アジアでもこのようなロープが設置されていることもあるし、単なる藁製束子のように短いモノである場合もあった。インドあるいは中国のお寺なんかで利用されている厠籌もこういう類のモノだ。
参考文献 トイレいろいろ
哲学する小部屋(世界トイレ紀行)
大徳(だいとこ)の野糞
食物連鎖
ベルサイユのトイレ
不潔なヨーロッパの街
中国のトイレは何故汚いか
正しいトイレの使用方法(世界トイレ紀行 2)
トイレ曼陀羅(世界トイレ紀行 3)
トイレ雑感・変遷史(世界トイレ紀行 4)
会社トイレの利用法
棹を大切に
なぜ手を洗うのか?