まず最初何処に寝るか?
バックパックでインドとかタイに旅するとき、まず最初空港には昼の明るい内に到着する便を選択した方がよい。よっぽどのベテラン、ホテルのリザーブの出来ているとき以外はやはり明るい内の利用がお勧めだ。もうすでに御存知のようにこれらの国の空港は雑踏にまみれ、ごった返している。国のエネルギーが直接肌で感じられ大変エキゾチックでもあるが。そんな混雑の中、旅行者を狙う良からぬ輩が鵜の目鷹の目で物色してござる。もし万が一トラブルに巻き込まれても、明るい内なら何とか対処の打ちようもあるものだ。
ホテルや宿の予約のある場合、空港カウンターで乗合バス用のチケットを購入して直接宿や入りとなるが、よほどのことがないかぎり、客引きについていってはならない。なんでも
no problem,no problem というが、そんなのありえない。これも彼らにとってはno problem であり、我々にとっては
no problem でない。
タクシーは99%ぼられる。ボラれなければ、ホテルを紹介しコミッションを稼がれる。これもリーズナブルなものならそれなりに結構だが、そうは問屋がおろさない。路線バスなら、この乗合タクシー券より、一桁低い料金でOKなるも、車中は勿論、深夜のバス停からホテルまでの道路が大変やばい。安全性から考えても、コストから考えても、この乗合タクシーのチケットは有用で、値段もたかだか数百円のものである。ちなみに路線バスを利用すると数十円で済ますことが出来るが。
貧乏旅行に拘りたい、しかしホテルのキープもないときは、危険覚悟で行くしかない。でもベテラン・バックパックさんでも、蟻の一穴から、大変なトラブルに巻き込まれた事例を僕はよく知っている。危険もいやだ、数百円の出費もいやだと言うときは空港で明るくなるまで過ごさねばなるまい。そういえば空港のベンチで寝ている、うら若き日本のお嬢さん達を見かけるのも、そんなに珍しいことではなくなった。
ところが空港のベンチ大変危険なのだ。日本人バックパッカーは、型どおり、スポンジのシートを引き、これも必携品である寝袋に収まっている。大金は腹巻きか、首からぶら下げている。ほぼ定型的パターンだ。こそ泥ならまだしも、集団で荷物を全部巻き上げられる。勿論ひったくり、置き引きも盛んだ。スポンジシーツを引き、寝袋に入っているだけで外国人旅行者と判断できる。トイレにも行けたものでない。空港では絶対、眠らないことだ。起きていても事件に巻き込まれる確率は高い。
問題はこの対策である。どうしたらよいのか?問題は簡単明瞭、入国審査を済まさないのだ。入港審査のゲートまでの空港ロビーで安眠としゃれ込むのだ。ここならまずトラブルの起こりようがない。そう信じたい。ここまでは一般人は入り込めない、入場禁止区域なのだ。でも経験者によると100%安全とは云えないとのことである。入国審査のチェックアウトする前にゆっくりとお休みなさい。