イタリアタクシー物語
空港からのタクシーは雲助が多いでの要注意
昔、東京や日本の都市部に神風タクシーなるものがあった。狭い道路を凄いスピードで駆け抜け、縦横無尽それこそ神風のごとき技とテクニックをつかい、少しでも乗車回転を上げようとする。タクシーの停車中もメーターが上がる仕組みに変わってからは神風タクシーは激減した。今この神風タクシーがイタリアのローマで流行っている。勿論メーターを倒さない煙突だ。赤信号で停車すると、反対車線に車を出し、青信号と共にトップに躍り出る。車の追い抜きに神業を駆使する。乗ってるお客さん、ひやひやして寿命が縮まる。くわばらくわばら。
空港の運ちゃん愛想がよく、気さくだ。タクシーの長蛇の待合い客の列。間に割り込んでくる運ちゃん、それだけでもアブノーマル。勝手に荷物を取り上げ運ぼうとする。イタリアではこんな親切無料奉仕ということはありえない。ローマの空港での話。ナポリやミラノはデンジャラスとか、こちらから聞かないのにべらべら喋りまくる。こんな軽率な軽い運ちゃんはだいたい詐欺師か、こそ泥と相場が決まっている。この運ちゃんたちの手口の2〜3を紹介しよう。
悪いやっちゃ、ローマの運ちゃん 1
法外な料金を請求する。正規料金の5〜10倍ぐらい請求する。メーターのない場合、走り出す前に料金を決めなければならない。法外だとお思ったら、たとえ乗っていても降りる勇気がほしい。ここはイタリアどんなことが起こるか予想できない。支払幣価種類を念を押して問いただすこと。いざ支払いという時になって、自分はリラのつもりでも奴さんUS$だと主張する。我々は言葉が判らない。まくしたてられ結局支払うはめになってしまう。紙に書かすのもよい方法かも知れない。勿論録音と言う手もある。悪い運ちゃんは、先に支払を要求する事が多い。先に金くれという運ちゃんはぼってる証拠。正規料金ならなにも先に支払う必要は全くないはず。
悪いやっちゃ、ローマの運ちゃん 2
空港に着いた直後のお上りさん、葱を背負ったカモみたいなもので、悪徳運ちゃんの標的の的。何分にもお上りさんなのでイタリアの高額紙幣に不慣れでよく理解していないことが多い。降車時1万リラ請求されて、一万リラ札を渡すと、運ちゃんはこれじゃ足りないと主張する。かれは人の蝦蟇口のぞき込み、もっと出せと強要する。こちらは要求通り支払っているので強気、でも運ちゃんも引き下がらない。彼は支払った紙幣を返して、いままでの態度も豹変、凄い声を出して、ひつように請求を繰り返す。なにがなんだかよくわからないが、チップ不足かと、チップ分加えて支払うとするが彼は受け取らない。ホテルのボーイさんがよってきて,よくみて見ると、はじめに渡した1万リラいつのまにか1000リラに変わっているではないか。運ちゃんは1万リラの請求に1000リラ渡されて怒っていたのだ。なんだか狐に化かされたようで、なにがなんだかさっぱり判らない。空港での両替後なんの買い物もしていないので、レシートを見るまでもなく最初の1万リラがすり替えられたのだ。結局倍額払わされたことになる(貨幣の交換でもよく使われる手)。
一度渡したお金は戻ってくるときは、必ず元のままか確かめなければならない。渡すときも声を出して、読み上げながら渡さなければならない。(街頭で両替なんて、むしのよいことを考えてはいけない。なにか裏がある。)