中国酒


中国産の酒、またはその製法によりつくられた酒。長い文化の歴史をもち、広大な中国には各種の酒が昔の作り方のままで伝えられているものが多い。次のように大別される。最近公害被害につて喧しく報道されている。水の問題等厳しい報道がなされている。中国はどこまで信用できるかが問題なのだ。

  1. 黄酒(ホワンチウ) 紹興酒(シャオシンチウ)に代表される醸造酒。黄色ないし褐色を呈する。熟成したものを老酒(ラオチウ)という。

    黄酒は穀類おもに糯米(もちごめ)、糯粟(もちあわ)を原料とし、麹(こうじ)にあたる子(きょくし)とで醸造する。浙江(せっこう)省紹興(シャオシン)地方主産の紹興酒が有名である。黄酒の工場は約50あるといわれる。

  2. 白酒(パイチウ) 蒸留酒。無色透明である。

    蒸留酒の白酒の工場は350以上あるといわれる。高粱を原料とする高粱酒(カオリヤンチウ)がもっとも多く、ほかにトウモロコシなどを用いるものもある。子には麦や小豆(あずき)の粉をこねてつくる餅麹(へいきく)が使われる。最近ではフスマ麹(ふすまこうじ)が多く使われている。モロミは固形に近い状態で、穴蔵の中で密閉状態で醗酵を行う中国独特の手法がとられ、このため特有の強烈な香りがある。茅台酒(マオタイチウ)(貴州省)、汾酒(フェンチウ)(山西省)、大チユイ酒(ターチユイチウ)(四川(しせん)省)が代表的で、アルコール分は60%前後と強いが、ストレートで飲む。

  3. 葡萄酒(プータオチウ) ワイン

    葡萄酒は2000年に及ぶ歴史があるとされ、北京(ペキン)市や山東省が主産地で、甘口のものが多い。カルベノソービニョンの優れたブドウはまだ育っていないようだ。メルローの美味しいものが目立ってきたようだ。

  4. 酒(ピーチウ) ビール

    ピージョと発音するらしい。

  5. 葯酒(ヤオチウ) 薬酒。

    果実酒や蒸留酒に果汁、果皮、花を漬けた露酒(ルーチウ)、漢方薬を浸した葯酒など多様である。コブラ、亀等を丸のまま入れその中のエキスを抽出しようとするものまである。

中国政府が1953年第1回全国評酒会議で選出した八大銘酒は、白酒では山西汾酒(山西省)、貴州茅台酒(貴州省)、濾州(ルウチォウ)老窖特柚酒(ラオチィアオトーチュイチウ)(四川省)、陝西(せんせい)西鳳酒(シーフォンチウ)(陝西省)、黄酒では紹興酒(浙江省)、ワインでは烟台紅葡萄酒(イエンタイホンプータオチウ)(山東省)、リキュールでは烟台味美思(イエンタイウエイメイスー)(山東省)、ブランデーでは金奨白蘭地(チンチヤンパイランテイー)(山東省)などであった。79年の第3回評酒会議では18銘酒が選ばれた。










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