地下鉄乗車券(無賃乗車)
ウィーン・プラハ・ブダペスト等の地下鉄には、その仕組みをよく理解してから利用すべきだ。
切符を購入して改札を通るとき、自動時間記入機で乗車時の時間を押印しなければならない。この自動時間記入機は改札の手前に置かれており、慣れないとついうっかり通ってしまいそうだ。これらの都市の地下鉄にはこれ以外、誰も人がいなく、改札がないのが普通である。
プラハで地下鉄に乗り込んだ。もちろん切符を購入してである。改札口には誰もいない。現地の人達を見ていると、みんなそのまま通っていく。次郎もそのまま改札をくぐった。特別ブザーも鳴らなかった。電車はがらがら、隣の座席には40才を少し越えたぐらいの中年のでっぷり太ったおばちゃんがいた。そのおばちゃんドイツ語で色々話しかけてきた。訛りがあるのかさっぱり理解できない。
そのうち彼女はカバンから手帳のような身分証明書を取り出し切符を見せろと言う。彼女は交通局のお役人さんで車内の検札係だったようだ。僕はなんのやましいこともないので切符を取り出し彼女に見せると乗車時間のスタンプがないらしい。次の駅で降ろされ罰金(¥5000位)を払わされた。
これらの都市の地下鉄では、切符に乗車時間を押印しなければならないらしい。切符の種類によって、この時間より1時間位有効だという。改札口はあるが乗車時も降車時も誰もいないし、勿論自動改札でもない。市民はみんな自分の判断と責任において正直に切符を購入して乗車しているらしい。勿論不正乗車を防止するため、お客さんのような振りした職員が、あるとき突然検札を始めるのだ。たまたま僕はこの検札に引っかかったのだ。そういえば昨日使用した時間の押印のない切符でも今日も通ずるようだ。昨日も切符に時間の押印をしていなかった。けっして悪意からではなく知らなかったのだ。でもきびしいね、罰金は厳重に取られた。