旅のトラブル いろは


モノを無くさないために(もし、モノをなくしたら)

盗難・紛失・持参品
 海外では、日本人は金持ちなのでねらわれていると思っていたほうがよい。警察は紛失盗難証明をもらいに行くところで、盗まれたものを探してくれるところではない。東南アジアに旅するときは、必要以上に何本ものボールペンを持って行き、こういう時(警察そのた、現地でお世話になったとき)、ポリさんに1本進呈すると、態度ががらりと変わることが多い。使い切った、写真の綺麗な、古いテレフォンカードも大変有効だ。現地の子供達へのお土産として大変貴重品なのだ。日本製のバターボールも重宝され、どこの国の悪たれにも好評である。ところが、好みの問題で梅干し、塩昆布は全く用を達しないし、逆効果だ。。

パスポート
 パスポートをなくしたら、すぐ日本大使館、領事館へ行き、再発行の手続きを取ること。再発行には、写真(4.5X3.5p)2枚、紛失・盗難届出証明書、パスポートナンバー、発行年月日、発行地が必要。写真はあらかじめ日本で予備として用意しておき、パスポートをコピーして持っていたほうが便利。勿論保管はそれぞれ別の場所である。再発行に約二週間かかる。帰国便の搭乗地国で無くした場合は、「帰国のための渡航書」を発行してもらい、日本に帰ることはできる。この場合、ストップオバー等なんにもできないし、日本への直行のみ。それでも発行日数は2,3日かかる。明日、日本に帰るから急いで発行してくれと、大使館に言っても無理で、無くした人が悪いのです。でもでも、大使館は大変冷たい。ボロックソである。

クレジットカード
 大変便利でこれほど重宝なことはない。もう旅から離すことが出来ないのではないだろうか。入国審査でみすぼらしい姿をしていてもこれを見せればOKである。
 無くした時は、大急ぎで無効手続きを取らなければならない。緊急時の連絡先とカード番号を必ず控えておこう。最近のC/Cにはすべて付帯の事故保険がが付いているのでこれでカバーされるので実損はないが。でも東南アジアの田舎では再発行に何日も要することがある。事故保険は事故より遡って適用されるので、事故による損害はすべて免責される。
 C/Cの不正請求がやたらと多発している。単なる間違いもあるようだが一流の5つ星ホテルでも起こり得る。調査してもらってもいかなる理由か判らないことが多い。これなんかは実損がないのでまあまあしょうがないか。再調査申し込み後、相手から30日過ぎて返事のない時は引き落としが免れるが、どういう理由でこうなったのか、消費者としてどうしても知りたい。でも悪意の詐欺まがいの不正請求が後を絶たない。特に東南アジア、アメリカなんかに多くみられる。この場合は、一時的に使用していない料金を立て替えなければならないし、カード会社によれば直接交渉しろというところもある。僕は今までに実損はないが、泣き寝入りしている消費者もいるのではないか。C/Cにからむトラブルははなはだ難しい、個人の消費者対大会社と言う図式になりやすい。
 旅には直接関係ないが、僕もC/Cにからむトラブルに巻き込まれたことがある。世界の一流大会社の三井物産と日本信販に詐欺でいかれたことがある。この顛末については、別の機会に詳しく述べたい(実名を出したが、こういう話は実名でなければリアリティがない)。

トラヴェラーチェック
 チェックの番号を控えておけば全てOK!現地の外資系の銀行なら数十分単位で再発行される。日本系の銀行でも半日単位で再発行してくれる。一番対応のよいは、AMEXで、ここのチェックは柔軟性がある。ただし左上部分のサインはかならず前もって済ましておかねばならない。右下のサインは用事、その度、現場でするので、右下のサイン済みのの小切手は保証されない。トラヴェラーチェックはもともと使用に不便で現実的なものでない(いちいちパスポート・身分証明書の提示を求められる)が、長期バックパックには絶対必要だ。

現金
 現金をなくすとすべてパーだ。何の手だてもない。トラベラーズチェックもクレジットカードも何もない場合は、日本からお金を送ってもらうしかない。コレクトコールで日本へ電話(ジャパンダレクト001+81)して銀行へ送ってもらう。銀行の支店名とパスポート番号を告げる。電信送金には2〜3日かかる。あと、何の手段も使えないときは、日本人旅行者に御慈悲を乞うか、日本大使館へ行って助け手もらうしかないだろう。でもでも、大使館は大変冷たい。ボロックソである。
 最近流行のcitybankに口座があれば、送金料無料で送金してくれる(100万円以上の取引のある場合)。同様にcitybankでは10万円までの現金の盗難に保証してくれる制度もある。

睡眠薬強盗
 鼻の下をのばし、スケベイ根性を発揮しない限りこれにやられることはまずあり得ない。でも南米あたりでは注意を要する。旅行者に親しくなったところで睡眠薬入りのて飲み物や食べ物を勧めてくるというのが多い。北アフリカ、トルコ、ギリシャ、フィリッピン等に目立つ。被害に遭わないには、栓の開いた飲み物は飲まないとか基本的なことしか無いと思う。しかし、警戒のしすぎは、悪意の無い人のせっかくの好意を無にしてしまうかもしれないから、十分に考えなければいけない。

掏摸(スリ)
 日本のようにダキツキスリなんか手の込んだモノはあまり見られないが、集団スリが横行している。数人で組んでスリを働くと言うよりも、無理矢理ゲバルトでやられる。香港、ハワイあたりの女性ばかりのグループが危険だ。パリのジプシーの子供も危険だ。

詐欺師は世界中にいる
 ○街中で日本語で話しかけてくる人は、物売りか詐欺師である(90%)。
 ○突然現れる親日家はだいたいが詐欺師(90%)。
 ○甘い話には、裏がある(100%)。
 ○帰国日と帰国前日は特に注意が必要。泣き寝入りして日本へ帰らなければ行けなくなるし、ホテルの人にも帰国日は言わないほうがよい。

グレイゾーンには近づかない
 好奇心は大切だが、深入りしないこと。だいたい雰囲気で自ずから、肌で感ぜられるものである。drugsは身を滅ぼす。外国だからと許される訳はない。規制はないようだがアルカロイド性の茸類には手を出さない。アルカロイド系の茸類には、一時的な幻覚症状を呈するのみならず、呼吸麻痺、あるいは血液毒となって、そのまま、天国直行とならないとも限らない。君子危うきには近寄らず。

病気
 病気にならないためには基本的だが
○生水は飲まない。
 水そのものも危ないが、氷や水を使って作っているものにも気をつけたほうがよい。もうひとつ気おつけなければならないのは、食器を洗う水である。特に屋台なんかでは注意が要する。ビールをコップで飲むのも濡れているグラスは要注意。
○よく火の通ったものを食べる。
 以外に危ないのがハンバーガー、中の野菜なんか特に要注意だ。
○無理はしない。
 無理をすると疲れやすくなり病気にもなる。よく眠ることが大事。蚊に刺されないこと。スキンガードをたっぷり用いること。スプレイも有効だ。
○お茶やビールを飲むコップ類に要注意。汚い水で濯ぐだけと言うのには感心できない。ビールは缶ビールをそのまま飲むのがよい。
○急性腸炎のための抗生物質の持参は不可欠である。下痢止めその他の薬は現地調達で十分である。どんなときでも水分の補給は欠かせない。現地の薬のほうが良く利くと言われているが(深夜特急)、そんなことはない。日本の医薬品は世界で最も優秀だ。ただことに抗生剤には反応スペクトラムがあり、それにあわないとどうしようもないことだ。

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