白ワイン


グルメを理解しない次郎さんのワインに関する講釈で、お笑いである。

 赤ワインにはポリフェノールという物質があり、健康増進によりよい効果を発揮するらしい。赤ワインはいわば長寿の秘薬であるようだ。

 一方、白ワインも初心者にとって、赤よりも飲み易いようだし、少し冷やして飲めば、口当たりもこのうえない。白をグッと飲めば、体中引き締まり、キュウッと爽やかに、血が薄められるような感じがするようだ。白ワインが魚類に合うと云うが、その真実は良く分からない。飲んであっさりしているので、濃厚な味の赤ワインよりも、魚の微妙な、味を引き立たせるのかも知れない。ワインは微妙で難しいようだ。

 白ワインが魚類に合うのは、何かよう知らないが、科学的根拠もあるようである。白ワインは中に含まれる有機酸の水素イオン濃度(pH)が低く酸性度が強いため、他のアルコール飲料に比べて殺菌作用が高いという。アルコール自体にも殺菌作用がみられるが、白ワインが食中毒等の予防に有効であることは、今までに云われてきたことであるが、実際に証明された。白ワインの中のリンゴ酸、酒石酸、乳酸などの有機酸を大腸菌、ブドウ球菌、赤痢菌に添加したところ、ph値が低く、酸性度が強いほど、菌類の生存率が低く、殺菌効果がある。生蛎に白ワインと言うのも立派な科学的根拠もあるものなのだ。

 賢兄なる読者の容赦ないご批判を待つ。


homeに戻る  随筆・評論に戻る  話の種  ワインとグルメ お酒の話