ビールとワイン
ベルギーではいろんなビールが作られ、市民一般によく馴染まれているようだ。一寸した町中の、ビール専門店ではなんと350種類(この国では、土地柄ブドウの栽培が難しく、ワインがあまり作られない。代わりに約800種類もののビールが作られている)ものビールが提供され、またそれに応じたジョッキが用意されているようだ。土地柄ビールは何も冷たいものとは限られるようでなく、暖かいビールまで提供されている。ビールの製造過程でホップ(腐敗防止作用)が使用されてはいるので、ビールには違いないが、出来上がった製品は、むしろワインのようだ。製品によっては何年もの間寝かしたり、数種類のビールをブレンドすることもよくされるようだ。チェリーをつけ込み風味を付けたものは、チェリーの香りがして、色合いといい、全く赤ワインのようである。果実ワインよろしく、果実ビールも見られる(NHK地球に乾杯)。
中国新彊自治区では、土地柄ブドウの生産が盛んで、家の中庭、周囲、あるいは道路脇にも沢山見られる。勿論専用のブドウ畑も広く見られるが、畑のあちこちに、日干し煉瓦で作られたブドウの乾燥小屋が散在して認められる。勿論生ブドウからのワインは云うにおよばず、干しぶどうを用いたワインも多数作られるようである。ことにこの西域ではMeiguixiang(バラ酒)も作られ、よく見かけられる。それも美味しいが、ことのほか甘い。(アルコールが11度、糖度が18度。バラの花の 匂いがする。)干しブドウからのワインは貴腐ワインのようでもあるが。
中国では、凍るような冷たいビールはあまりお目にかかれない。最近ではホテルなんかで日本人向きに冷たいビールも供されるようになってきたが、元来中国人はあまり冷たい飲み物を取る習慣がないようだ。新彊では冷たいどころか、ホットビールが提供される。
僕は以前、フィンランドでアルコール濃度25%のビールを飲んだことがあったが、日本の酒税法では、含有アルコール濃度(製造方法)によって、ビール、ワイン、蒸留酒等と分類しているようであるが、ほんとの違いは何処にあるのだろうか。誰かご存知の方ご教示いただきたい。
2010.7.30
オランダのビール醸造業者が、世界で最も「強い」ビールの製造を始めたと主張している。アルコール度数は約60%だという。醸造業者のJan
Nijboer氏は、オランダ通信に対し「ビールというより、カクテルのように飲むもの。ウイスキーやコニャックグラスに入れて」と説明している。この新しいビールは、約330ミリリットル入りボトルが35ユーロ(約4000円)で販売されているという。