ワインの禁忌



> ●シャトー・マルゴー
> <言ってはいけない>
>
> 「おかげさまで失楽園の気分が味わえました。」
>
> <解説>
> 別に言ってもいいんですが、あまりにも「ありがち」なコメントなのでやは
> り言わない方がいいでしょうね。中にはこのようなコメントを言ってもらい
> たいがためにマルゴーを飲ませる人がいますが、普通はおじさんがお姉ちゃ
> んに飲ませる場合です。当然ですね。
>
> ●シャトー・ムートン・ロートシルト
> <言ってはいけない>
>
>  「うわっ、焦げくさっ!」
>
> <解説>
> せめて「焦げ臭がしますねぇ」というテイスティングレポートっぽい言い方
> をしましょう。理想的なコメントは
>
>  「う〜ん、やはり樽の影響が強いですね。まだ若いってことかな」
>
> とまあ、こんな感じです。個人的には焦げ臭くないムートンなんて、ムート
> ンカデ以下だと思ってます(うそうそ)。
>
> ●シャトー・ラフィット・ロートシルト
> <言ってはいけない>
>
>  「うわっ、かたっ!(硬いってことね)」
>
> <解説>
> ラフィットの場合、個人的経験から言えば硬いのはあたりまえです。したが
> って、適切なコメントは
>
>  「(笑いながら)いや〜、あいかわらず硬いですねぇ」
>
> となります。
>
> ●シャトー・ラトゥール
> <言ってはいけない>
>
>  「レ・フォールドより美味しいですね」
>
> <解説>
> まあ、当たり前と言えば当たり前なんですが。
> つまらない疑問なんですが、どうして「レ・フォール」と言わずに「レ・フォ
> ールド」と略すんですかね。
>
> ●シャトー・オーブリオン
> <言ってはいけない>
>
>  「煙ってへん」
>
> <解説>
> まぁ、煙ってこそオーブリオンなんでしょうが、そうそう煙ってるオーブリ
> オンなんてお目にかかれるわけではありません。飲めるだけでも幸せと思い
> ましょう。
>
> ●シャトー・ディケム
> <言ってはいけない>
>
>  「べとべとしますねぇ」
>
> <解説>
> グラスがべとべとしても、くちのまわりがべとべとしても、ディケムを飲ん
> でいるときにそんなことを気にしてはいけません。
>
> ●ロマネ・コンティ
> <言ってはいけない>
>
>  「ラターシュみたいですね」
>
> <解説>
> 私はロマネ・コンティを飲んだことがないので何とも言えませんが、きっと
> ロマネ・コンティを初めて飲んだときはこんなこと言ってしまうんだろうな
> と思ってます。それから、もう一つ注意することはロマネ・コンティを飲ま
> せてくれた人が
>
>  「ね、意外と普通でしょ」
>
> と同意を求めるような口調であなたに話しかけてきたとき、決して
>
>  「ホントだ、普通ですね」
>
> などと言ってはいけません。ホントに普通だと思っても
>
>  「いやいや、こんな美味しいワイン飲んだことないですよぉ」
>
> と言っておきましょう。そうしたらロマネ・コンティをもう一度飲める確率
> が高くなります。
>
> ●ハーラン・エステート
> <言ってはいけない>
>
>  「これって、そんなに高いんですか」
>
> <解説>
> 高いワインを飲ませてもらったときに、値段を知らないのは致命的です。カ
> リフォルニアあたりのレア物ワインは驚くほど高価なものが多いのですが、
> 知名度が低いため、その存在すら知らない人が多いようです。
> 高いワインを飲ませてくれる人は、何気なくワインの値段がわかるように話
> してくるので、そんなときは
>
>  「いやいや、いまじゃ10万でも安い方ですよ」
>
> と値段に下駄を履かせましょう。
>
> ●コシュ・デュリ
> <言ってはいけない>
>
>  「昔は安かったんだけどねぇ」
>
> <解説>
> だからなんなんだ、という感じです。私もつい言ってしまうのですが、これ
> は高くなってからコシュ・デュリを買っている人には失礼なことです。安か
> ろうが、高かろうが、タダで飲ませてもらっているのですから、素直に美味
> しいと言いましょう。
> でも、コシュ・デュリやコント・ラフォンは高くなっちゃいましたね。2万
> も出してプルミエを飲む気にはなれません。もちろん、タダなら喜んで飲み
> ます。
>

記憶に残る名言」がありました。S社長がブルゴーニュの
> 白を飲みながらひとこと
>
>  「血が薄くなる」
>
> う〜ん、さすがです。これからも美味しい赤を飲ませて下さい。
> でも、S社長のお気に入りキスラーのシャルドネはリンパ液にでもなるので
> しょうか。こんど教えて下さい。


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