肩たたき
ヴェトナムで肩たたきをやると大変なことになる。ベトナム人にとって、肩はその人の守護霊が宿っている場所だ。精霊が宿っている。そんな神聖な場所を他人からポンと叩かれてはかなわない。折角の良い守護霊が逃げ出すやも知れぬ。それだけならまだしも、その後に悪い悪霊が取り付くやも知れぬ。肩を叩かれるのは悪霊を呼び込むようなもので、運が消えてしまってしまうやも知れぬ。ヴェトナム人の肩を叩くのは禁物なのだ。少し親しくなるとオーとかヤアヤアとか、つい肩でもポンと叩きそうだが、十分な注意が必要だ。(頭でなく肩であるところに注意して下さい)
東南アジアでは原則、女人が僧侶に触れてはならない。もし接触でもしようなものなら、たちどころにその修業の成果は無に帰してしまうという。戒律は意外と厳しい。タイなんかの子坊主、くりくり頭で可愛いったらありやしない。でもゆめゆめ頭を撫でるでない。頭には大切な精霊が宿っており、もしもそこを触れられたら、今まで修業してきたものは全部パア、よき精霊もどっかえいってしまうかもしれない。東南アジアでは頭であるが、ヴェトナムでは肩に精霊が宿っている。