紅茶で食中毒防げる(ボツリヌス菌無害化物質を抽出)


 読売新聞報道によれば、帯広畜産大学の西村昌数教授(薬理学)が、紅茶から抽出される物質テアルビジンに、食中毒を起こすボツリヌス菌の毒素を無害化する機能があることを発見し、11月29日付で特許が認められた、と1日に記者会見して明らかにした。西村教授によると、ボツリヌス菌に汚染されたマウスへの投与実験で、一定量を与えると画期的な効果があることが実証されたという。また、破傷風菌の毒素の無害化にも優れた効果があることもわかったという。

 テアルビジンはタンニンの一種でポリフェノールであるに違いない。と言うことは類似の食品にも多数含まれているに違いないようだ。一般に云って、こういう類のお茶には殺菌作用が見られるようだ。

 毒性が極めて強いボツリヌス菌の毒素は、呼吸まひなどの症状を引き起こす食中毒の原因とされ、わが国でも多数例の報告がみられるし、この菌に汚染された乳幼児食品(蜂蜜)の注意が喚起されている。(12/3/99)


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