婚約指輪


 昨今の世論調査では、生涯結婚したくないという人が増えてきて68%に達するという。たとえ結婚しても子供が欲しくないと言うカップルは50%に達するという。世の中変わったものだ。(総理府99年調査)

 月給の3カ月分と言えば、言わずと知れた婚約指輪の値段である。誰がこんな相場を広めたのだろうか。結婚しないと言う層が増えて来たには違いないが、やはり結婚と言うことになれば婚約指輪である。はやりの結婚式を挙げない、披露宴をしない、何もしない族でもこれだけは交換するという。儀式張ったことは、何にもしない、何もしたくない、世の女性群でも意外とこれに拘る人が多いのは、やはりあこがれの自意識があるのかも知れない。やはり女性は、女性であったのだ。
 ところでこんなへんてこな常識(婚約指輪にダイヤを贈ると言う習慣)はいつ頃から、だれが決めたのでしょうか。女性週刊誌なんかが広めていったようだが、ほんとは、世界のダイヤモンドシンジケート・デビアス社の宣伝によるものらしい。以前は誕生石なんかプレゼントしていたようだが、いつのまにかデビアス社の罠にはまってしまった世の女性どもが、婚約指輪というとダイヤと決めてしまっている。
 婚約指輪はダイヤと言う常識、定番はダイヤの需要の拡張を願う業者による企画キャンペーンだったのだ。世の男性群、まだまだ続く攻撃、10周年、25周年のダイヤキャンペーンにゆめゆめ油断めさるべきでないぞ。

 結納金(小袖料)が月給の3カ月分だと言う書籍が多数見られる。どちらが真実(婚約指輪か小袖料か)か知らないが、いづれにしてもこんな結納のしきたりは、人身売買いじゃあるまいし、いまどきはやらない。何もしない族の出現も、時代の趨勢当然のことだ。インドではこれが原因で結婚できない階層が存在するし、これに伴ういやな事件も多発しているという。


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