ワインとラベル
ワインラベルの不思議
ミニレアムワインとか云って1900年に作られたワインが発売されている。こんな100年も経過したワインはホントに飲めるのだろうか。変な細菌でも繁殖してないだろうか。なんぼ熟成に堪えるボルドーだからといって、100年も経ってホントに美味しく戴けるのだろうか。第一これが果たして、真実100年の歴史を刻んだモノと誰が断定できるのだろうか。この世知辛い世の中、ニセモノがあっても不思議でない。とにかく外国製はヤバイようだ。
ぼくはこんな代物、飲んだ経験はおろか、臭いも嗅いだこともない。下司のやっかみでないが、なんだか心配だ。
フランスのシャトウでは、瓶詰めしたワイン全てを市場に出すのではなく、ある程度の量をシャトウ内でストックしているそうだ。そして市場価格を見ながら小出しに出荷してリスクを分散させたり、安く売らざるを得ない不作の年は昔のいいビンテイジも出荷して売上額を確保する。このシャトウでストックされているワインをライブラリーと呼ばれている。
ワインの保存熟成の条件は低温、高湿度が必要条件、でもワインにはよい条件でもラベルにはカビが生えたり、あまり適した条件とは云いがたい。ラベルにカビが生えると見た目にも汚く商品価値が下がってしまう。そこでボトルとラベルは別々に保存して、出荷直前にラベルを張るという。そこで蔵出しのワインには真新しいラベルが付いてくるようだ。1900年生まれのミニレアムワインもそのラベルはシミ一つない真新しいモノだ。
ラベルに赤色を使用しているときは、光が厳禁で、光により脱色するようだ。でも昔からこんなラベルを張る習慣があったのだろうか。恐らく1900年代の初め頃からだろうかと考えられるが、1900年のワインなんて、ラベルは後年になって作られたモノに違いないようだ。
ムートンロッチールドのエチケットも面白い、毎年毎年、時の画家によって描かれている。年度が違えば同じ絵はないとのことで、これだけでコレクッションに加える人もいるようだ。事実55種類(1945年〜・53年55種類)のエチケットがあるらしい。