士林夜市


 市街地から6〜7Kmは離れているだろう。近くに大学のキャンバスがあり、さしずめ若者の街のようだ。タクシーで中心街より40〜50元位、バスしか乗り物がないと言うが、結構賑わっている。捜さなくても暗闇の中から、夜空に明かりが浮かび上がってそれとなくわかる。ここは縁日の屋台群である。なんでもある。愛玩用の犬から小動物、はたまたコピー商品、作りは悪いが偽物ローレックス、なんでもござい。海賊版CDやテープなんかも無茶安、何でこれが商売になるのだろうか。通りは約500mだけど、両側の商店を始め中に4重にも店屋が出ている。ただ一枚のふろしきを広げたものから、堂々たる屋台まで、昔懐かしい夏祭りの夜店を思い出す。通りの所どころ、左右にも小さい通りが必ずあり、食堂なんかあるようだし、その先は色っぽいネオンの花が咲いていた。きっとそうだろうと思うが、君子危うきに近寄らずだ。日本の退廃的文化が象徴する日本の大衆週刊誌がうずたかく積まれていた。政府は高尚なことを言っているが、一般大衆は、政治的なことは抜きで現実の生活を楽しんでいるようだ。


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