低用量ピルの低年齢層(中・高校生)に対する適応について
A 大変難しい問題です。日本産科婦人学会の指針では適応がありません。この問題は単に生理学的な問題の他に倫理学的な問題も含んでいるようです。18才になれば結婚も出来るようですし、なんら問題もないわけですし、生理的学的にも問題がないでしょう。倫理的問題がなければ、一般の適応をそのまま写し変えたら良いのではないでしょうか。ことの善悪は別にして、最近の世相では結婚しても赤ちゃんを生まない、入籍しない、フアーストネイムを変えない等々、昔の倫理観が変わってきたのも事実です。結婚式は挙げない、なんにもしいという、なんにもしない族の出現です。好き同士であれば、結婚していなくても性交渉を持ってもよいというような風潮も見かけられるようです。昔とは随分倫理観も変わってきたようです。
こういう倫理観を別にすれば、月経の順調にあるご婦人に対する、低用量ピルの使用は特に問題ではないでしょう。たとえば、この薬品の服用を中止すれば、数カ月の内に、また正常の周期(排卵を伴う)に戻るようです。ただ、月経周期のまだ確立していない女性に他する使用は問題があると思います。
ぼくの知っている範囲では、中高校生に対する投与の正確な文献は無いと思います。反対にこの年齢層に対する月経困難症の治療として、低用量ピルと同じクスリの使用報告はたくさん見られます。中高生に対する使用は、記載していないからと言ってOKだということはないでよ。
日本では中用量、低用量ピルは指示薬といって処方箋なしには購入できません。インターネット等を通じて外国からの輸入は、個人使用の範囲で通関OKとのことですが、これを代行する等は違法行為になる恐れがあるようです。いづれも消費者の責任においてなされるようでご留意ください。
Q 高校生の「低用量ピル」使用を色々なHPの情報や意見を紹介し、安全であるかのように言っていますが、ご存知ですか?
今回発売された「低用量ピル」の購入予想年齢は18歳〜40歳であり、17歳以下については考慮されていないと思われます。
この点、貴HPでも年齢を書かれていないので、中学生・高校生でも安全であるかのように錯覚しますが、この点は安全でしょうか?
年齢を問わず、医療機関をとおさないで簡単に購入できる時代です。医療機関以外で購入し使用した場合の安全性は如何ですか?
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