テレビにかぶりついてはガンになります(がんと電磁波)
最近高速道路のインターチェンジ付近や、陸橋、高架付近で電磁波障害が取り沙汰されている。この付近に発生する電磁波によると見られる健康上の障害を訴える人々が増加、係争事件となっているところもある。頭痛、不眠症、その他原因不明の症状の患者さんが増えてきたのは確かである。人体と電磁波はどんな関係にあるのだろうか?
電磁波で免疫力が低下するという説がある。がん誘発の可能性も高圧線や一般の家庭製品から出る極低周波(50ヘルツ)の電磁波にヒトの末梢血リンパ球をさらしたところ、癌などの腫瘍細胞に対する攻撃機能を強める性質を持つタンパク質「TNF-α」の生産性が落ち込み、免疫機能がかなり低下することが実験でわかった。実験では、採取した血液を装置にいれ、免疫機能の重要な指標となるサイトカインと呼ばれるタンパク質数種類について、磁場の変動に伴う変化を観察。結果、1、3、10ミリテスラでは「TNF-α」の量が通常の75%程度にダウンした。がんを誘発することを直接的に証明するものではないが、生体が癌に侵されやすくなる可能性もある(労働省産業医学研究所)。がんと電磁波は無関係ではないようだ。