ネット医療


診断うのみで症状悪化も
 インターネットで医師のアドバイスが得られる医療相談ホームページの開設や利用者が急増しているが、こうしたネット診断をうのみにして治療を試みて症状を悪化させたり、医療関連商品の案内を送りつけられたりするなどのトラブルが起きていることが二十九日、医療相談の自主規制団体が初めて実施したアンケート調査で明らかになった。手軽に医療情報を得られる反面、安易に頼ってしまうのは医療上も問題が多いという“両刃の剣”の実態が浮き彫りになり、専門家からは「対応策が必要」という声も上がっている。
 調査を実施したのは「日本インターネット医療協議会」で、医療相談のホームページは、検索画面によっては四千件前後が表示され、十数種類の科目を掲げる「総合病院」まである。しかし、医師法などでは「診療行為ではない」(厚生省)とされ、医師は無報酬で参加するのが原則。しかし発信元が不明だったり、内容がいい加減だったりと、これまでも「危険性がある」という指摘もあった。(3/29/99)


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