慢性硬膜外血腫
これから年末にかけて忘年会のシーズンです。お酒好きなあなたは待ちどしいですね。いくらお酒が好きでも、月月火水木金金では嫌になっちゃうかもしれませんね。また普段から血圧に関心を持ち、うまくコントロールしておられる方は安心ですね。
交通事故なんかで、大きな怪我でもすると大変です。車を運転してのお酒は絶対だめです。あなたが無事家に帰るまで可愛いお子さんがお待ちですよ。パパからだに気をつけてね、といった具合に。
ところでたいした、打撲でもないのに硬膜外血腫という病気になることがよくあります。昔から打ち所が悪かったとか、よくいいますね。あれなんですよね。お酒を飲んで無事家までかえり、玄関の柱にコッツンこ、よくある経験ですね。畳のうえに、ドタンバタン、頭をいささか打ちつけた。パパは忙し会社人間、二日酔いで休むこともままならず、いつものようにご出勤。身体には特別何の異常もない。ところが、ところがである。1週間も経ってくると、ときどき頭痛がし始める。たいしたことはない。酔いざめで風邪でもひいたのかと思っているうちに、吐き気がしてきたりする。典型的な慢性硬膜外血腫の症状なのです。この場合1週間なら早い方で、2〜3月前の古傷が出てくることがある。大した怪我でも、打撲でも無いと思っていたのに硬膜外血腫が形成されることがたびたびある。放置しておくと、悪い方(血腫の出来た側)と逆の側の麻痺が起こってくる。半身不随というやつだ。最悪の場合生命に関わってくることがある。ご用心、ご用心。
近年、CT,MRとかいった機械が普及してきましたので、診断は比較的つきやすくなったきました。