壮絶術後日記 VW

どっこい、がんは生きていた (更新中)

目次 闘病記3(j術後経過) 

どっこい癌は生きていた ( 前立腺がん闘病記 1 前立腺がん根治手術を受けました 2 根治手術及び術後経過 3 治療再開 4 )
 
医療雑感
前立腺がん文献(アメリカ泌尿器学会)

前立腺がん周辺
術後1ヵ年の総括 術語3年目の思い(杉浦幹雄氏 リンク)

Since 1/4/04


がん再発する(治療再開)

 術後全く調子よくいっていたのに、10月(平成15年)に入ってからPSAはズット続けて右肩上がり、これはやはりがんの再発であるに違いない。どっこいがんは生きていたのだ。主治医も同じ意見である。まだまだ低レベル(PSA 0.279ng/ml)で心配ないという意見もあるようだが12月4日より自分から望んで治療再開(ホルモン療法)だ。
前回治療と全く同じ症状(副作用)を呈するようになった来た。治療再開後約3週後から、発熱もないのに発汗(顔のみ)を伴い、発汗後はまるでパウダーをしたように肌がスベスベ、ツルツルになる。矢張りリュウプリンが効いているのかしら。ホーデンの萎縮傾向はまだ見られず。リュウプリンも11.25mg(101976円)と変更になり一本で3ヶ月持つらしい。ホントに一本の注射で3ヶ月間も持続的に効果を維持できるのだろうか。厚労省も認可していることだし、それなりに根拠があるのだろう。

 今後の治療計画だがホルモン治療は1年以上はせねばなるまいだろう。放医研の重粒子照射でも照射後1年間以上のホルモン治療を薦めている。この場合、リュウプリンとカソディックスの両者の投与が最低必須なのだろうか。



12月4日(2003)

 治療再開(検査成績記録)
 治療再開(12/4/03)

1月6日

血液検査  PSA          ng/ml以下
        PSA Hs CLEIA   0.149ng/ml
        テストステロン      50ng/dl
        PAP             0.7ng/ml
        肝機能・腎機能・貧血     正常
        CEA CLIA        1.0ng/ml
        CA19-9 CLIA     2以下U/ml

ホルモン治療再開後約1ヵ月後である。この調子でPSA値が下がってくれれば良いのだが。テストステロン値も大分(1/10位まで)下がってきた。でも、12/25/03 の血液検査とは異なるようだ。恐らく検査機関による差異だと思うが。12/25のPSA値 0.057ng/mlは低すぎるようだ。それにしても差異が大きすぎるようだ。また、年末よりHotFlushが出て来た。いまのところ我慢できる程度だが、これからどうなることだろうか。


1月15日(病)

 カソデックス4週間分投薬受ける。


1月20日

血液検査 
        PSA Hs   0.011ng/ml
        テストステロン  50ng/dl
        肝機能・腎機能・貧血  異常なし。   

 PSAが低値を示している。ほんとの値(正しい)だろうか。2週後再検してもらおう。僕の場合、ホルモン療法は敏感に反応するようだ(ホルモン依存性前立腺がん)。これはリュウプリンが効いているのか、あるいはカソデックスが効いているのか良く判らない。おそらく両者の作用が相乗してのことだと思うのだが。生涯経過観察しなければならないのは理解できるが、ホルモン療法をいつまで続けるのか、判断が難しいようだ。更年期障害の副作用も両者(リュープリンとカソヂックス)が反応しているに違いないが、相当厳しい。発汗と悪寒だけだが、でもがんで死ぬよりまあーしだ。
現在のところホルモン療法の継続期間についてはいまだ一定のスタンダードとしての定説は無いようだ。しかし、放医研の重粒子線の治療マニュアルによれば、照射後1年間以上のホルモン治療を要求している。勿論その時々のPSA値が問題となるだろうが。
ある論文では術後PSAが0.4ng/ml(JAMA)を超えると再発だと報告されている。僕の場合0.279ng/mlが最高値だったが、PSA値の変化が直線的に右肩上がりだったし、諸般の事情を考案して、再発として治療に踏み切ったのだ。善し悪しは結果論で今は評価できないようだ。
僕の場合、放射線療法も選択の余地があったが、何処にかけるのか標的場所も不明。しかも、本来前立腺がん(腺癌)は放射線に反応しがたい。放射線には効きにくいのだ。だからこそ大量の放射線をかけねばなるまい。殆ど全ての施設で70Gyを1日2Gyづつを週5回(10Gy)で5〜7週間にわたってかけているようだ。こんなに大量(65〜70Gy)にかけて他の組織は大丈夫だろうか。前立腺より先に膀胱や直腸がやられてしまうに違いない(日医雑誌 130 9 1208 2003)。怖い怖い話だ。血液の中の白血球数の減少も気にかかるようだ。それ以外にも乗り物酔いだとか、いわゆる放射線宿酔の問題も生じる。白血球が減少したら生きてゆけぬ。いつなんどき細菌の侵襲を受けるやも知れぬ。現時点では放射線治療を受ける勇気が無いということだ。


1/31/04

ここ数日間の、Hot Flush は厳しい。体が寒くて震えているのに、顔は玉の汗。躯幹も汗ばんでござる。その他動悸等の症状は全く無い。今日は会合があり大阪のリッツカールトンで懇親会で開かれた。勿論3種類のワインをいただいた。ある事情(深夜の運転手役を仰せつかっていた。飲酒運転は厳禁なのだ。)で1月中頃の約10日間ほど禁酒していたが昨年退院後は一日も欠かさずワインを飲んでいる。中性脂肪の高い原因はこんなところにあるに違いない。


2月3日

血液検査(ホルモン治療再開後2カ月) 

        PSA Hs      0.008 ng/ml以下
        PAP RI Tamden   0.3 ng/ml以下
        テストステロン  19 ng/dl
        肝機能・腎機能・電解質・貧血等    異常なし。

2月に入ってからのHot Flushは厳しい。顔だけでなく、体全体が発汗する。寒気と暑さが交互にやってきよる。何時まで続くのだろうか。きょうの検査のテストステロンは恐らく過去最低だろう。そんな気がする。
予想通り、PSA値は極限まで低下(治療再開後2カ月)した。でも、問題はいつまでホルモン療法を続けるかと言うことだ。治療を中止すればまたぞろPSAが上昇するのと違うだろうか。専門家の間でもはっきりとした定説は無いようだ。治療を停止するのは、かまわないが次にまたホルモン療法をするとき、同じような効果があるだろうか。PSA値は持続的なホルモン療法に抵抗する傾向があるとのケースが多数報告されている。誠に厄介だ。


2月7日

 きょうは放射線の集学的治療についての講演会を聞きに行ってきた。小線源療法の話も出ていた。でも、この療法もまだまだこれからのようだった(大石元先生)。18F-FDG PETの話も出ていたが、巷の噂のように大騒ぎするほどでもなく、今だしの感がする。

2月3日施行の検査がやっと出揃った。さすが厳しいはずだ。予想通り、テストステロン値がたった19ng/ml(過去最低値)しかない。こんなに下がっても大丈夫かしら。これはこれでまた心配なことだ。左側睾丸はやや小さくなった感じだが右側は依然と変わりようだ。でもペニスが短くなったような気がする。勿論手術の前立腺摘出術で尿道を付けたまま切除しているので、その分短小になるのは当然のことだが。依然HotFlushは厳しい。現在内服と注射と併用しているが、カソディックスは止めるわけにはいかないのだろうか。


2月12日(病)

 今日は病院にいってきた。血液検査はせず、診察もなし。PSA が有意に低下したので、主治医は安心していたようだ。でも矢張り心配なので再検するつもりだ。Hot Flush は相変わらずだが、次の診察日(リュウプリンの注射後3ヵ月後)の3月4日までのカソディックスと一般薬(3か月分)の処方を受けた。3月4日には PAS PAP の検査をするという。午後は会合があり奈良まで行ってきた。

 この19日には次郎の所属する県の会の役員選挙があるのだが、大病の療養中ということで今年から辞退させていただこうと思っていたが、もう一期頑張れと言うことで立候補することになった。また同じく組合会・共済会(3月4日選挙)の方も続けて立候補することになった。届けは地区から出してくれると言う。選挙が終わるまで結果は判らないが、なにか雑用に追われていたほうが余計なことを考えず良いかもしれない。でも昨年来、基金・大学・学院の方は退職したので時間的には随分と楽になった。自由な時間のあるのもこんなにも楽しいものだ。過日学院の教務の先生に出合ったら、今年度の講義はと聞かれた。勿論自分では退職したと思っていたのに、学院では休職扱いとのことだった。今は病気療養中とのことで断ったが、文部省への届出等大変らしい。後任もなかなか見つからないようだ。昨年秋は毎週(国内)出かけていたがこの間海外旅行はなし。寂しい限りだ。今年から海外にも出かけたいものだ。ワインの方は毎日毎晩だ。キチガイを起こしたセラーの方はほぼ満員となってきた。一日でも早く縁を切らねばなるまい。今年に入って早くも200本ほど購入してしまった。ざっと1年分だ。きっと貧乏して地獄の底を見ることになるだろう。


2月16日

血液検査 
        PSA Hs      0.008ng/ml以下
        PSA RI         0.1ng/ml以下

いずれも測定限度以下、やはり予想通り最低レベルだ。がんの消長と PSA値とは直接関係ないというものの、他に何の尺度もないいじょう、今後もPSA値で一喜一憂することだろう。


3/1/04

今日は新旧役員の歓送迎会ということで、コートなしで出かけたがやはり夜分は大分冷たかった。でも、汗は相変わらず、この頃は全身にでよる。今までのように顔ばかりか背中も汗ばんでござる。テストステロンは完璧にブロックされているようだ。恥ずかしい話だが、今朝、目が覚めて、起き上がろうとしたとき少し失禁したようだ。全く初めての経験で、病院に入院中もこんな経験はなかった。パンツに約3cm位のシミ痕がついていた。だんだん括約筋も麻痺してきたのかしら。


3/4/04(病)

Rp  リュウプリン 11.25mg/筋注 2回目(前回 12/4/03 より)
   カソディックス(前回 12/4/03 より)

血液検査 
        PSA Hs CLEIA  0.005ng/ml
        PAP          0.5ng/ml
        テストステロン    13.3ng/l

Rp:カソディックス 続いて4週間の投与を受ける


3/15/04

術後10ヶ月である。ホルモンのアンバランスによる体調(オンチ)が厳しいが、他には何の症状も無い。強いて言えば、尿管がすこし細くなってきたのか。尿が一気に出なく、小刻みに出よる。ゆっくり時間をかけてやれば、どういうことなし(残尿があるようだ)。


3/19/04

       PSA Hs CLEIA      0.008ng/ml以下
        PAP               0.9ng/ml
        テストステロン         38ng/l

相変わらず高脂血症が著明。今回は糖も高い(HbA1C 6.2mg/dl).。少し油断すれば直ぐにこうなるようだ。でも、がんの再発後も食欲も十分すぎる位で、節制せねばなるまい。テストステロン値も最低レベルだろう。検査結果は採血日によっては大きなバラツキがあるようだが、検査は同一検査機関とは限らないので、期日によるバラツキではなく、検査実施機関による差異と思われるが(主として検査機関はSRLFALCOの2箇所、両機関とも制度管理委員会では立派な成績を挙げている)。


4/1/04(病)

       PSA Tandem      0.2以下 ng/ml以下
        PAP               ng/ml
        テストステロン        ng/l
 高感度PSA (Hs)を依頼しておったのにTandemになっていた。もちろん0.2ng/ml以下であった。でも、RIによるTandem法の方が、その値に信頼性があるようだ。


4/16/04


       PSA Hs CLEIA      0.008 ng/ml以下
        PAP               0.8 ng/ml
        テストステロン        17 ng/dl

 肝機能は正常であるが中性脂肪が一桁多いようだ。注意せねばなるまい。やはりテストステロン値が最低レベルだった。BPはStable。


5/6/04(病)

       PSA Hs CLEIA      0.003ng/ml以下
        PAP               ng/ml
        テストステロン         ng/dl


5/25/04

       PSA Hs CLEIA       0.008ng/ml以下
        PAP                0.7ng/ml
        テストステロン         20ng/dl

 腎機能が大分低下しているようだ。発汗するので水分の補給を制限してたが、これからは以前と同様しっかり水分を取ろう。
5月10日までカソディックス服用していたがPSA値が最低レベルで落ち着いているようなので、この内服は休薬する(15年12月10日より服用する)。リュープリンの方は続行中(11.25mg3ヶ月に1本使用する)、本年12月(後2本)まで使用予定。


6/4/04

      リュープリン 11.25mg 筋注 3回目(3/4) (次回は9月3日頃予定)

血液検査上はPSA値も正常状態に低下して、体調もすこぶる良好。でも、男性ホルモン遮断剤(アンドロゲンブロッカー)カソディックスを止めた(16.5.10)のでまたぞろPSAも動き出すやわからん。PSA値がじっとしてくれることのみ祈る。精神的には不安定状態である。


6/18/04(H病院 メデックス)

 転院する。今までの主治医が、例の医局の人事で大学に帰るとのことで、僕も転院することになった。新しい病院は大学病院の隣、以前に結石等でお世話になっていたところ。今日、院長(同級生)の所え挨拶に行ったら、早速血液検査をしてくれた。主治医は以前と同じ(十数年前と)T医師。今までの主治医(Dr T)もアドバイスしてくれるという。今後両医師が登場してくるかも知れないので、旧医師はTAN,新主治医はTAKと呼ぶことにする(失礼をお詫びする)。

 やはり、異常な血液検査所見で、若造傲慢医師に大変怒られた。悔しいので、今日から節酒に努めることにした。この数年間、毎日毎晩、酒(ワイン)を食らっていたが、出来れば休肝日をとり、2日に1回の割りで、禁酒することにした。つまり、隔日に酒を飲むということだ。ワインがポリフェノールが多く、生活習慣病に良いと言うが、そんなことはありえない。次郎の体験からハッキリしている。

       PSA Hs CLEIA       0.003ng/ml以下
        PAP                ng/ml
        テストステロン         17ng/dl

新しい検査機関の登場で、検査値の基準が少し異なるようだ。


6/29/04

陛下のPSA値が少しラビルになってきたようだ。宮内庁の発表によれば限りなく0.1ng/mlに近い数字だそうだが、2ヶ月間の数値の変化よりホルモン療法することになったようだ。7月1日(2004)よりリュープリンの注射(3.75)を月1回されるようだ。いつまでされるのだろうか。勿論陛下の治療はわが国最高のレベルの筈だ。もしも詳細が発表されるなら、多くの患者さんへの指針になるに違いない。

明日から1週間の予定で中国東北地方に旅する。再度の東北だが、どんなに変わっているだろうかなあ。


7/7/04


       PSA Hs CLEIA       0.008ng/ml以下
        PAP                ng/ml
        テストステロン         ng/dl


7/8/04(病)

腹部・胸部CT検索(造影剤使用) 特別転移は認められず。


7/22/04(H病)

       PSA Hs CLEIA       0.003ng/ml以下
        PAP                ng/ml
        テストステロン         26ng/dl


8/11/04

       PSA Hs CLEIA       0.008ng/ml以下
        PAP                ng/ml
        テストステロン         ng/dl

相変わらず、凄い高脂血漿、少し自制しなければなるまい。


8/26/04(H病)

       PSA Hs CLEIA       0.004ng/ml
        PAP                ng/ml
        テストステロン        49ng/dl
        CEA
        Ca19-9


9/2/04(H病)

        リュープリン11.25mg 筋注

あれれ、アンドロゲン(テストステロン)が増加(8/26/04)している。PSAも気分だけ増加傾向だ。0.003以下とは限りなく0.003に近い数字のようだが0.004とは、明らかに意味が異なるようだ。しかも、テストステロン値が倍増、なんか嫌な予感がする。もういちど測定してもらうかな。測定誤差もあることだが。精神衛生上はなはだよろしくない。また、カソディックスでも飲もうかな。注射の単独療法だけでもモルモンのアンバランスからくる副作用がきびしい。ほんとに1回の注射で3ヶ月も持つのかなあ。3ヶ月目でも終盤に入れば血中濃度は明らかに減少気味だろう。副作用(発汗等)があるので、効いているいることには違いないようだが。陛下の場合、リュープリン単独療法だろうか。詳細の発表がないので判らないが。

 最近WEBで術語3年目の思い(杉浦幹雄氏 リンク)のページを見つけた。PSAに関して、次郎と同じような考えのようであった。是非訪ねていただきたい。非常に参考になると思うよ。


9/3/04

        PSA Hs CLEIA      0.008ng/ml以下
        PAP                ng/ml
        テストステロン         18ng/dl

まったく微妙な数値、はっきりした判断、断定は難しいだろう。経過を観察しなければなるまい。はなはだ精神不穏だ。なるほどテストステロンは変化ないか。でも、厳重な経過観察必要かなあ。


9/13/04

       PSA Hs CLEIA      0.008ng/ml以下 FALCO(0.003ng/ml以下 OsakaKessei)
        テストステロン        7ng/dl Falco(40ng/ml OsakaKessei)

 
8/26の検査で微増傾向が見られたので、異なる検査機関で同じ検査(資料は同じ)をやってもらった。上記のごとく、結果はばらばら、傾向さえ掴みにくい。まあ、微妙なところだから、致し方ないかもしれない。リュープリンをしてからやく10日間、これが効いてきたのかもしれないし、検査の誤差範囲かもしれないようだ。同じ注射1本で3ヶ月間、同じレベルで効果を発揮するとは考えがたく、やはり、注射後3ヶ月目は大分効果が落ちるようだ。これが常識的な考えだろう。
 術後のPSAの上昇やその後の経過を見ても、判るように次郎の体中にはがんの細胞が存在するようだ。そのように考えるのが妥当で常識的だ。まだまだ、臨床検査で引っかかるレベルではないようだが、ホルモン療法で一応押さえ込んではいるが、またぞろ動き出すに違いないようだ。ホルモン治療は抗がん剤ではないので、直接、体中のがん細胞を叩きのめすことは、難しいだろう。

 注 FALCO         ファルコバイオシステム
   OsakaKessei      大阪血清微生物研究所

 
9/30/04(H病)

        PSA Hs CLEIA      0.003ng/ml以下
        テストステロン         17ng/dl


10/14/04

        PSA Hs CLEIA      0.008ng/ml以下
        テストステロン         17ng/dl
        PAP


10/27/04(H病)

        PSA Hs CLEIA      0.003ng/ml以下
        テストステロン         57ng/dl

テストステロン値が、嫌に高い。主治医はこの位は測定のばらつきだと言うが、明日(11/26/04)もう一度測ってもらおう。


11/25/04(H)

        PSA Hs CLEIA      0.003ng/ml以下
        テストステロン         40ng/dl


12/01/04

        PSA Hs CLEIA      0.008ng/ml以下
        テストステロン         19ng/dl


12/2/04(H病)

        リュープリン11.25mg 筋注


12/16/04(国保)

        PSA Hs CLEIA     0.003ng/ml以下
        テストステロン        60ng/dl


12/29/04(H病院)

        PSA Hs CLEIA      0.003ng/ml以下
        テストステロン         50ng/dl


1/27/05(H病院)

        PSA Hs CLEIA      0.004ng/ml以下
        テストステロン         25ng/dl

あれれ、PSAが4になっている。でも、テストステロンがこの病院では過去最低値である。まあ、医者の言うように誤差の範囲かもしれないようだが?


2/14/05

        PSA Hs CLEIA      0.008ng/ml以下
        テストステロン         5ng/dl

テストステロン値が低いようだ。そう言えば近頃タマタマがやけに小さいようだ。やはり、リュウプリンがその効果を発揮してきたのだろうか。また突然の発汗作用も厳しいものがあるようだ。


2/24/05(H病院)


        PSA Hs CLEIA      ng/ml以下
        テストステロン         ng/dl

施行せず(医師が処方箋を書くのを忘れていた)


3/3/05(H病院)

        リュープリン11.25mg 筋注
        PSA Hs CLEIA      0.003ng/ml以下
        テストステロン         16ng/dl


3/9/05

        PSA Hs CLEIA      0.008ng/ml以下
        テストステロン        11ng/dl


3/31/05(H病院)

今日はPSAの測定をお願いしようとしたが、今月は2度目となるようなので断られた。病院としては無駄使いをしたくないのだろうが保険のシステムをいまいち理解していないようだ。病院の収入には繋がらないからといって検査できまいというのは如何なものだろうか。尿の生理学的検索の予約だけしてきた(5/12/05)。

3/31/05(K病院)

        PSA Hs CLEIA      0.003ng/ml以下
        テストステロン         16ng/dl

H病院で断られたので、急遽K病院を訪ねて検査を受けた。こちらの方が信頼性があるようだ。


4/25/05

        PSA Hs CLEIA      0.008ng/ml以下
        テストステロン         23ng/dl


5/12/05(H病院)

        PSA Hs CLEIA      0.003ng/ml以下
        テストステロン         49ng/dl


6/2/05(H病院)

        リュープリン11.25mg 筋注

6/16/05(H病院)

        PSA Hs CLEIA      0.003ng/ml以下
        テストステロン         53ng/dl


7/14/05(H病院)

        PSA Hs CLEIA      0.003ng/ml以下
         テストステロン         52ng/d


8/13/05

        PSA Hs CLEIA      0.008ng/ml以下
        テストステロン         16ng/dl
        CEA              1.2ng/ml


9/1/05(H病院)

        リュープリン11.25mg 筋注
        PSA Hs CLEIA      0.003ng/ml以下
        テストステロン         ng/d










[前立腺がんトピックス 4]


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PSA値が急上昇した人ほど、手術など治療後の経過が悪く、死亡率が高い】8/2/04 読売新聞

 血液を調べる「PSA(前立腺特異抗原)」検査を定期的に受け、前立腺がんが見つかった人のうち、がんと診断される直前の1年以内に、PSA値が急上昇した人ほど、手術など治療後の経過が悪く、死亡率の高いことが、米国マサチューセッツ総合病院の研究で分かり、米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」で発表した。

 PSA値の正常値は「4」以下で、「10」以上になるとがんの可能性が高いとされる。研究チームは、PSA検査が継続的に必要な約1000人を対象に、PSA値の変化と、がんと診断された後の治療経過などとの関係を調べた。診断前1年間にPSA値が少なくとも2ポイント以上、上昇した場合、診断後7年間に、4人に1人が前立腺がんなどで死亡。数値の変化が2ポイント以下の人に比べ、10倍も死亡率が高かった。研究チームは「PSA値が前立腺がんの発見だけでなく、がんの悪性度を知る上で重要な指標になることを示した最初の成果」としている。



【再手術の必要ない=ジェンキンスさん、体力は回復−精密検査へ・病院が会見】7/23/04

 拉致被害者曽我ひとみさん(45)の夫ジェンキンスさん(64)が入院している東京女子医大病院(東京都新宿区)は23日、記者会見を開き、ジェンキンスさんの病状を説明した。病院側は「これまでの検査の結果、早急な治療を必要とするような内容は見つかっておらず、再手術の必要性はない」との判断を示した。病名そのものについては、「プライバシーの問題がある」として公表しなかった。
 病状説明は、東間紘院長と、約15人の医師で構成する治療チームの責任者を務める永井厚志副院長が行った。
 永井副院長は「体調は回復しつつある」と述べ、疲労感が強かった帰国時に比べ、ジェンキンスさんの体力は戻りつつあることを指摘。本人が北朝鮮側から示唆されたという深刻な病態については、「幸い可能性は極めて少ない」と述べた。
 北朝鮮で4月に受けた開腹手術の跡もほぼ完治し、表面にうみが見られるものの、腹膜炎は起きていないことを付け加えた。ただ、ストレスがたまっている様子で、「精神的安定を図る必要がある」とした。 (時事通信)

病名は前立腺がんで北朝鮮では骨転移の疑いもあると告知を受けていた。高精度なCT・MR・シンチグラム等の検査では、明らかな転移は認められなかったという。骨に転移が認められなかったというが、今後とも血中PSAの経過観測が必要であり、当分しばらくは、入院の上全身経過観察というところらしい。が、もともとがんではなかったかもしれない。北朝鮮で前立腺がんと告知を受けていただけで、女子医大の精査では、病名を特定できなかったようだ。もともと、がんがなかったのか、誤診だったのか不明ということだ。同僚の脱走兵2人もこのがんで死亡したという。


陛下もホルモン治療】6/29/04

陛下のPSA値が0.1ng/mlに限りなく近づいてきたということでホルモン治療を行われるようになった。理想は0.002〜0.008ng/mlだそうだが、早い処置に戸惑うばかりだ。ホルモン剤はリュープリン3.75mgを毎月一回筋注されるという。どのぐらいの期間続けられるのだろうか。詳細の発表が望まれる。お早い、回復を願ってやまない。


阪大発ベンチャー・マッチポンプ】6/13/04

臨床試験担当教授に数億円分(医学部長も同罪)贈与

法律的には問題ないというが、株式会社の株を貰い、その会社の薬品を審査するとは、これ、まさしくマッチポンプと言わないで何と云おうか。受験生が自分で採点するという前代未聞のできごとだ。これだから、株式会社は医療の世界に馴染まない。

 大阪大病院で遺伝子治療薬を人体に投与する臨床試験を実施した教授ら5人が、この薬の商品化を目指す阪大系の大学発ベンチャー企業「アンジェスMG」(大阪府豊中市)から事前に未公開株を取得していたことが分かった。同社はその後上場し、取得株の価値は現在の株価で計数億円分に上る。直ちに違法とは言えないが、製薬会社の株式保有者による臨床試験はデータの信頼性が担保されにくく、米国では学会などが禁じている。阪大は11日付で、学内にガイドライン作りに向けた委員会を設置した。
 関係者らによると、臨床試験は足の血管が詰まる病気の治療薬として、肝細胞増殖因子(HGF)と呼ばれる特殊なたんぱく質を作る遺伝子を患者に投与するもの。阪大教授(60)が総括責任者として98年に大学側に申請、国の審査も経て01年5月に実施が認められた。
 一方、ア社は99年、HGF遺伝子治療薬の主要特許を持つ元阪大助教授(42)が中心になって設立。01年1月には、この薬の開発に関し大手製薬会社との提携を発表した。
 未公開株を取得したのは、臨床試験メンバー約10人のうち、少なくとも総括責任者を含む教授2人と医師3人。いずれもア社設立時には出資していないが、提携発表前月の00年12月、第三者割当増資に応じ1株5万円で20から数株を取得した。その後、1株100円の株主割当増資により、保有株数は教授2人が各320株に。医師らも各数十株に増えたとみられる。
 臨床試験は01年6月〜02年11月に患者22人に対して行われ、ア社はこの間の02年9月に大学発ベンチャーで初めて東証マザーズに上場、1株約40万円の値を付けた。現在の株価は70万円台で、320株だと2億2000万円以上の計算になる。総括責任者は上場時に、既存の株主が証券会社を通じて売ることのできる価格(ア社は1株約20万円)で半数を売った。売却価格は約3200万円だった。
 この臨床試験は、ア社の資金提供を伴わない阪大の研究活動として行われたが、ア社は昨年、臨床データを活用して最終の臨床試験を国に申請、認められた。現在、全国の複数の病院でア社の資金による最終臨床試験が実施されている。
 株式保有者による臨床試験について、元助教授は「ガイドラインがない中で、一生懸命取り組んでいることを理解してほしい」と説明。総括責任者の教授は「法的に問題ない」、もう1人の教授は「疑念を抱かれないようなルールは必要だ」と話している。
 寝耳に水の話で驚いた。このベンチャー企業の運営は文部科学省などに相談しながら行われていて、法的には問題ないと聞いている。しかし、指摘を受けたので、すぐに委員会を設置し検討を始めた。今はその検討結果を待ちたい。(宮原秀夫・大阪大学長「寝耳に水の話」
 【大学発ベンチャー】大学で生まれた特許や新しい技術などの研究成果を事業化する目的で設立された企業。大学の教員らが設立者になったり、大学自体が出資者になる場合もある。新しい産業を創出して国際競争力を高め、国内経済を活性化させる起爆剤として期待されている。経済産業省の調査では00年度以降、年間100社以上の大学発ベンチャーが生まれ、今年3月末現在で799社を数える。これまで生み出したベンチャーの数で比べると、早稲田大の50社が最も多く、東京大(46社)、大阪大(45社)、京都大(40社)と続く。(毎日新聞)


前立腺がん 悪性遺伝子発見される】6/10/04

「悪性」の遺伝子を特定 前立腺がんで英研究所

前立腺がんのうち、悪性度のより強いがんの進行にかかわる遺伝子を英国のがん研究所などのチームが突き止め、9日までに英医学誌オンコジーン(がん遺伝子)電子版に発表した。一般に進行が遅いといわれる前立腺がんの中から、進行が速く、積極的に治療を進めるべきがんを見分けるのに役立つと同チームは説明している。この遺伝子は細胞の増殖にかかわる「E2F3」。チームは細胞の中でE2F3が作るタンパク質の量を測る方法を開発、前立腺がん患者計147人のがん細胞を調べた。すると全体の67%に当たる98人でこのタンパク質が異常に多かった。平均6年間、追跡調査した結果、タンパク質の量が多い患者は死亡率が高いことが分かった。前立腺がんの患者は欧米に多く、日本でも近年増えており、高齢化や食生活の欧米化が原因と疑われている。(共同通信)


エンドセリン受容体拮抗薬Atrasentanが、ホルモン療法無効の前立腺癌患者のTTPおよび腫瘍マーカー値を有意に改善】6/5/04 Effects of atrasentan on disease progression and biological markers in men with metastatic hormone-refractory prostate cancer: Phase 3 study M. Carducci, Comprehensive Cancer Center, Baltimore, MD

第40回米国臨床腫瘍学会 これまでの臨床試験で、エンドセリン受容体拮抗薬Atrasentanがホルモン療法に抵抗性の前立腺癌(HRPC)において、悪化までの時間(TTP)を遅延させることが報告されている。M. Carducci氏らは、809例の転移性HRPC患者をAtrasentan10mg投与群(408例)とプラセボ群(401例)にランダムに振り分けた二重盲験法による第V相試験を実施した。両群におけるTTPの遅延と、腫瘍マーカーとしてベースラインからのPSA値と骨及び総アルカリフォスファターゼ(BAPおよびALP)の変化を比較検討した。両群を比較すると、Atrasentan投与群においてTTPの延長傾向が見られ(ハザード比1.14、p=0.091)、BAP悪化までの時間(TTBAP)を有意に遅延させた(プラセボ群中央値254日対Atrasentan群505日、ハザード比1.78、p<0.001)。PSA値、 BAP値および ALP値(p=0.001)の増加は、Atrasentan群はプラセボ群よりも少なかった(p=0.025およびp=0.001)。プロトコールに規定された治療を実施したサブセット(プラセボ群329例、Atrasentan群342例)で見ると、Atrasentan群はプラセボ群よりも有意にTTPとTTBAPを延長させた(p=0.007およびp<0.001)。また、PSA値、BAP値および ALP値ではプラセボ群に比してより少ない変化を示した。


PSA値が正常値(4.0ng/ml以下)でも悪性がんが2.3%見つかっ】5/27/04

 米国立がん研究所(NCI)は27日、PSA(前立腺特異抗原)の検査で異常なしと診断された男性の2.3%で「たちの悪いがん」が見つかったと発表した。PSAは前立腺がんになると、血中に増える物質で、米国では通常。PSAの値が4以上の場合は前立腺の精密検査をし、ガン細胞が見つかれば手術することが多い。4以下のときは、ひとまず異常なしと診断される。NCIは前立腺の精密検査を義務ずけた前立腺がん予防の臨床データを分析したところ、PSAの値が4.0以下の2950人のうち、449人(15.2%)の前立腺にガン細胞があった。大半は「おとなしいがん」だったが、67人(2.3%)は「たちの悪いがん」だった。NCIによると、米国では年間23万人前後が、前立腺がんと診断され、3万人が死んでいる。

PSA値はあくまで指標値である。4.0ng/ml以下でもがんが見つかる人もいるようだ。でも最近、このカットオフ値がだんだん低く設定されるようになって来た。前立腺がんの拡大全摘出術を受けた患者さんのやく20%ががんを再発(天皇陛下も含め)してしていたという厚生省の報告がある(5/3/04)。いろいろの報告を見ていれば、わが国のカットオフ値の4は高すぎるようだ


誇大バブル本広告制限へ

バイブル本」広告慎重に 厚労省が異例の通知

 「健康食品でがんが治る」などとうたう「バイブル本」には、虚偽誇大広告を禁じた健康増進法に抵触するものがあるとして、厚生労働省は1日までに、日本書籍出版協会、日本新聞協会、日本雑誌協会など7団体に慎重な取り扱いを求める異例の通知を出した。
 5月に東京都内の出版社に初めて改善指導をしたが、その後も「バイブル本」が多く出回っていることから、宣伝や販売の過程で関連する主要な団体への大規模な通知に踏み切った。
 厚労省食品安全部長名の通知は「特定の食品や成分を摂取することで重篤疾病が自己治癒できるかのような情報は科学的根拠に乏しい」として虚偽誇大広告に当たると指摘。こうした内容を盛り込み、健康食品販売業者の連絡先を記載した「バイブル本」も、書籍の形を取った販売促進のための誇大広告としている。(共同通)
[H16年8月2日2時15分更新]



泌尿器科医の憂鬱】 5/10/04 朝日新聞

 患者さんが最近承認された治療法を希望して来院されたそうだ。小線源療法という、放射線をだす小さなカプセルを前立腺に埋め込む方法で、「新聞やTVでみた」という。しかし、この患者さんは手術後の再発で、この治療法の対象となる早期がんではない。もうすでに、手術で前立腺を摘出してしまい、前立腺は体内に残存していない。この医療面もそうだが、医療療法へのニーズが高まり、マスコミで取り上げられることが多くなった。最近の動きは、如何にQOL(生活の質)を保って治療するか、に尽きる。本来医療の目指すべきところであり、医療の進歩を支える大命題の一つである。
体腔鏡(内視鏡)手術、新しい放射線治療(小線源療法、強度変調放射線、粒子線)ラジオ波など、今課題の治療法も、この動きに沿うものだ。これらは新しい技術の裏付けのもと臨床応用されてきた方法で、正しく利用すれば患者さんに大きな利益を利益をもたらす。メディアが、将来期待される新治療法を紹介するのは理解できる。しかし、パンフレットを写しや様な、ただの紹介だけなら、これを見た患者さんに過度な期待を与え、それを求めようと患者さんは右往左往してしまう。治療の効果を見極めるためには時間がかかる。どういう状態の患者さんにどの治療を行うのが差異的かを決めるのはそう容易なことではない。QOLを多少犠牲にしても確実に効果のわかった従来の治療を選ぶべき患者さんもいる。
新聞やTVを見て受診する患者さんも多い。見てどう判断するかは患者さんの自由である。だが、効果や副作用は必ずしも確証されていないこと、治療法によっては対象が限られること、予想される問題点も掘り下げて報道してもらいたいと切に願う。新治療法、期待しすぎないで下さい。(がんセンター中央病院松岡直樹先生)


早期前立腺がん、摘出後2割が再発】厚生省研究班 5/3/04

 早期の前立腺がんで摘出手術を受けた患者のうち、ほぼ2割が後にがんを再発していたことが、厚生労働省研究班(班長=内藤誠二・九州大教授)が初めて実施した全国調査で明らかになった。研究班は今年夏から約9年間かけ、再発したがんに対する標準的な治療法の開発に取り組む予定。調査には大学病院や、がん専門病院など全国36施設が参加。早期がんと診断され、98年1月から02年6月にかけて前立腺の摘出手術を受けた男性1360人(47〜83歳)の経過を追った。このがんの指標とされる血中の前立腺特異抗原(PSA)が一定の値を超え、がん細胞の増殖を示す「生化学的再発」と診断された人が254人(18.7%)いた。再発までの期間は、1年以内の例が多く、4年以上たった例もあった。手術でがんを含む前立腺を取っても、周囲の組織に目に見えない微小ながんが残るなどして再発するとみられる。PSA値が上昇しても、画像診断などでがんの再発や転移が確認されるまでは8年ほどかかるという。前立腺がんの多くは進行が遅く、再発してもすぐに命にかかわることはない。一方で、手術後の継続した検査の重要性が浮き彫りになった。手術後に再発があった場合は主に、ホルモン療法をする例と、まず放射線治療をしてからホルモン療法を試みる例とに分かれる。研究班は今後、どんなタイプの人にどんな治療法をするのが適しているのか調べる。前立腺がんは高齢化などに伴って急増し、一昨年は約8000人が死亡した。内藤教授は「患者の年齢が高い場合などは手術をしないこともある。個人ごとの再発のリスクを事前に調べられるようにし、患者が治療法を選ぶ材料として役立てたい」と話している。(05/03 11:03) 朝日新聞報道


新治療法 期待しすぎないで】5/10/04 朝日新聞


小線源放射線療法(専門医の意見)



経済同友会の意見

 「患者権利法の制定など提言 同友会、医療改革で報告書」

 経済同友会は5日、患者に対する医療機関の説明責任を強化する「患者権利法」の制定と、株式会社の参入など規制緩和の必要性を提言した医療制度改革の報告書「『医療先進国ニッポン』を目指して」を発表した。報告書は、現行制度では医師・看護師の不足や政府による規制で国民が求める医療を提供できず、医療事故の続発で信頼も低下していると指摘。規制緩和により効率的で質の高い医療を提供する「サービス産業」としての発展を目指す必要があるとした。患者権利法には、患者が自分の診療記録を閲覧できる権利を明記。医療機関には過去の治癒率や生存率など診療成績の公開を義務づけて競争を促進する。医療事故の紛争を解決する第三者機関を設け、患者側が裁判に持ち込まずに済むよう負担軽減策も盛り込んだ。(共同通信)[4月5日]

 国民皆保険を基本にした現行制度の枠組みを維持しながら、「サービス産業としての機能強化が必要」と主張し、規制緩和や撤廃を求めている。提言は、病院や医師な医療を提供する側の制度改革に焦点を合わせた。具体的には、

   (1)保険給付の対象診療と対象外診療の同時実施を禁じた混合診療の解禁
   (2)病床規制を定めた地域医療計画による参入制限撤廃
   (3)病院運営への株式会社参入―などを打ち出した。(時事通信)4/5/04

主張は一見素晴らしいようだが、結局医療保険制度の崩壊につながるものだ。医療行為に誰が責任を持つのか。世の中、全て胡散臭さ過ぎる。東証上場の株価15万円以上もする会社も、医療界全体から見れば異端視されている。この治療はいまだ研究中で海のものとも山のものとも判らない現状をはっきり提示すべきだ。抗がん剤と同じレベルの効果があるというが、基礎実験のデータが全く問題にならない。代替医療・健康食品も結構だが、患者本人の自由意志での選択で、それはそれで良いのだが、莫大な費用の必要な医療(?)を会社の宣伝だけに任せてはならない。詐欺行為として、訴えられなければよいのだが。何百万円あるいは一千万円を超える費用を支払って病気(がん)が治らなければ、患者さんはどうするのだろうか。ワラにでも縋りたい気持ちを上手く利用する悪徳商法に東証は責任を持つのだろうか。経済同友会は責任を取るのだろうか。(筆者意見)



代替医療

 第4の治療法と自称している、免疫療法(活性化リンパ球療法)は、一般の代替医療とは範疇が違うと言う意見もあるようだが、普通の大多数の医療機関(全国で数箇所のみの診療所で実施されている)では行われていないということで、やはり代替医療の分野に入るだろう。高額な費用の要する免疫療法は決して先進医療ではない。可能性が無いと言う、通常医療の限界に、可能性を賭けてみようという患者さんに結果を例示(説明)することなく4〜5百万円も要する医療(1クールで250万円)を行うのはどんなものだろうか。確かに通常現代医学も大きな限界がある。大学発のベンチャー企業も必要だが、ことは命に関わること、治療の限界も明瞭に説明し、患者やその家族の財産までも奪うようなものではあっては決してならない。老齢な東大名誉教授も肩書きを貶すことがなければよいのだが。日本医大丸山千里先生(丸山ワクチン)を思い出す。学者は清貧に甘んじろとは言わないが、専門以外無知にも等しいかもしれない。取巻きに騙されなければ良いのだが。3/28/04

 治ったと言う人がいるのなら、どういう仕組みで治ったのかを解明する必要がある。現在のところ、がんに有効だと言う証明も、効かないと言う根拠もないわけで、科学的な評価をしなくてならない。確かに新聞雑誌等で「がんが治った、がんからの生還」などと広告されているが、人心を迷わす困ったことである。ある人たちにとって健康食品、代替医薬品、免疫療法が重要だということは理解できるが、科学的根拠がない限り、大きく宣伝広告するのは問題含みである。科学的な評価をする仕組みがほしい。根拠のハッキリしたエビデンスがほしい。


 「代替医療周辺の読みやすい書籍」 順不同

 検証 代替医療は危ない(免疫信仰は危ない) 代替医療問題取材チーム 南々社

   肝がん切除後の患者にアガリスクの再発予防効果はなかった(第62回日本ガン学会総会)。アガリスクでガンが消えた、治った。医者も認めた驚異の抗がんパワー、センセイーショナルな見出しが躍る健康食品の新聞広告、アガリスクやメシマコブで、ほんとうにがんが治るのか。話題の活性化リンパ球療法(株 メディネット)は有効性が抗癌剤に劣らないと言えるほど効果があるのか。高額な費用(数百万円〜数千万円を要した患者さんもいる)を負担させるがんビジネスの実態に迫る。

 代替医療(効果と治療法) 蒲原聖可 中公社

   代替医療には西洋医学にはない効果が認められる一方、明確な資格やガイドラインがないことも多く、中には効果の疑わしいものもある。

 健康食品に騙されるな(食べ物ではガンは防げない) 三浦桃源著 近代文芸社

   健康食品では完全にガンを防げない。健康診断を定期的に受けて、早期発見、早期治療によって長寿が守られる。

 補完代替医療入門 上野圭一薯 岩波アクティブ新書

   医療における脱近代化を模索し「地球の健康なくして人間の健康はない」をモットーとするエコロジー意識にめざめた、市民たちは、長く不当に差別され、蔑視されていた「外辺医療」の自然療法的な価値を積極的に評価して「現代医学以外のあらゆる治療法、健康法の総称」をCAMと定義する。

 私は薬に殺される 福田実薯 幻冬社

   薬害被害者、命がけの告発闘争記。

 健康食品ノート 瀬川至朗薯 岩波新書

   がんが治る、ダイエットに効く、血圧を下げる。さなざまな効果をうたう健康食品は人気絶頂。病気になって強い薬を飲むよりも、日常の摂取で病気を予防すると言う考えはいい。科学的根拠にもとずいた、客観的情報を提供し、上手な付合い方を提案する。


 記者懇談

過日、県内の新聞記者(県政記者クラブ)さん達と懇談する機会があった(5/14/04)。こんな小さな県なのに3大新聞は7〜8人のスタッフが常駐していると言う。中日新聞はただ一人の常駐だったが、歴史ニュースの必要性からもう一人増員されるらしい。いままで、知らなかったことだが、この中日新聞はテレビ東京(日経新聞とも)となにか関係が深いらしい。資本関係があるのかなあ。こういうことを聞いて、放映中の「ガイヤの夜明け」(H16年3月17日放映の免疫療法)について質問したが、中日記者の考えは、ハッキリ言って理解できない。彼は株式会社の病院経営は大賛成で、お金があれば、高額医療も、またよし、貧乏人は、そんな高額な治療を受けなくても十分だという。新聞記者が全て同じ意見ではないようだが、こういうインチキ紛いの会社の広告料で喰っているようでは、こんな考えもいたしかたないのかなあ。



がんに挑む 100回記念スペシャル シリーズ「医の底流」第一弾】 TV東京

 がんは日本人の死因のトップ。日本人の2人に1人は一生のうちにがんにかかり、3人に1人はがんで死亡する。そして毎年30万人ががんで死んでいく。現在、がんの治療は、(1)外科的手術(2)放射線治療(3)抗がん剤治療が3本柱となっているが、未だにがんを根本から治すのは難しい。しかし、あきらめの一方で、がん治療「第4の道」の模索も続いている。今、バイオテクノロジーを武器にベンチャーが続々と台頭、「不治の病」に挑んでいる。バイオの時代はがんを治すことができるのか。がん患者とその家族に光明は見出せるのか。がん患者の現実と、「免疫療法」を“第4の道”たらしめようと実践するベンチャー・医師を取材、がんという国民の切実なテーマに100回記念スぺシャルとして取り組む。
仁術たる医療の現場に変革の波が訪れている。“不治の病”がんを治すことは可能か?株式会社による病院経営はどうなる?医局を飛び出し起業を目指す研究者たちアレルギーの特効薬が出る!?国民皆保険を実現してきた健康保険は大丈夫か・・・国民一人一人、そして経済活動と切っても切れない「医療と健康」。この大きくて身近なテーマに2004年、ガイアの夜明けが挑む!

 人間には身体の異常を元に戻そうとする免疫の機能が備わっている。自らの細胞の異常から発生するがんに対して、異物を排除する免疫細胞の力を高めて対抗するのが免疫療法。抗がん剤のような副作用が無く、がんの再発を予防したり、患者のQOL(生活水準)を向上させる効果があるとされているが、客観的に認められた効果を示すデータはまだほとんどない。一部の大学病院で高度先進医療」として認められ臨床が行われてきたこの療法を「全てのがん患者に」というのが社長の木村佳司の起業した理由。効果が明確でないことから異論もあるが、事業拡大は続き、韓国への進出まで果たした。(以上ガイアの夜明けから転載 3/16/04)(筆者注 報道は正確でなければならない。日本では一般には高度先進医療(注*)としては認められはいないし、韓国に進出しようとしたが韓国当局の許可はまだ出されていない。韓国の医療機関の申請は許可されていないが、同じ免疫療法を推進しやろうとした会社の株式を多量購入した。3/17/04現在確認済み)

注*厚生労働省によると、活性化リンパ球療法は、国の「高度先進医療」承認を受けた全国7カ所の大学病院でのみ受けられる。負担は殆どが無料あるいは1回あたり6万円位(広島大学で標準的な治療の場合)。7病院は広島大医学部付属病院▽東京女子医科大病院▽筑波大付属病院▽和歌山県立医科大付属病院▽滋賀医科大医学部付属病院▽東京慈恵会医科大付属病院▽山梨医科大医学部付属病院の7病院である。

株式は急落。前夜に放映された一部TV番組(ガイアの夜明け)が売り材料視されているようだ。会社側では10日、16日に放映されるTV番組の取材を受けたと発表していたことから、材料出尽くしとなっているもよう。また、番組内容に失望感を抱いたとの見方も。FISCO) 3/17/04

 今回のTV放映を見て次郎は悲しんだ。確かに賛否両論があるようだが。問題提起は素晴らしい。病気の治療方針は正確で正しい知識・情報を得て、患者本人が選択するのは当然である。がん患者にとって免疫療法も一つの選択手段かもしれないのだ。健康食品もよいだろう。代替療法も良いかもしれない。しかし、これ等の代替医療(免疫療法)はいわば最後の手段で患者本人や家族の希望により行われるべきだ。決して第一義的に使用するものではないと思っている。でも医学的根拠となると全く何も無いのが現状のようだ。藁にでも縋りたい患者の弱みにつけ込む業者の莫大な費用の要する治療を健康食品を買うのとは同列には出来ないのは当然だ。公的機関が、この療法を認定する(?)ことは、いわばこの療法を薦めているともとられかねない。このTV放映は広告なのだ。ここのところを冷静に理解すべきだ。鼻糞と薬は違うんだ。3/16/04

 今回のガイアの夜明けは免疫療法に対して賛成なのか反対なのか、視聴者にとっては意見が分かれる様だ。もう少しはっきりと番組の賛否を主張してもらいたかった。唯単に両論併記で結論は視聴者にまかすでは、放映の理念が無いようだ。3/20/04


がん免疫治療の切り札として注目される樹状細胞療法

 一般に免疫療法というと活性化自己リンパ球療法が思い浮かべられるが、その活性化自己リンパ球療法を変える可能性を秘めた治療法として注目されるのが「樹状細胞療法」。リンパ球に標的であるがん細胞を指し示し、より効果的にがん細胞を叩く司令塔として樹状細胞がその役割を担っている。現在日本国内ではこの樹状細胞療法を実践している施設は少なく、その中でも代表的な施設が今回取材したビオセラクリニックである。東京女子医大消化器病センターの関連施設として樹状細胞療法を実践している。(ベンチャー企業 代替療法 ガイアの夜明け)


両陛下の拝謁一部中止

 両陛下の拝謁、一部取りやめられることになった。宮内庁の羽毛田信吾次長は15日の定例記者会見で、天皇、皇后両陛下が各界功績者や表彰受賞者と会われる「拝謁(はいえつ)」の一部を来年度から取りやめると発表した。昨年がん手術を受け、古希を迎えた天皇陛下の負担軽減を図るため。陛下のその後の経過は発表されず心配だ。発表の無いことは良い経過だと思っているが、いつまでもお元気であってほしいものだ。3/16/04


PET-CT】 がん最新診断装置

 PETの普及も世界で一番だそうだ。しかも、PETとCTが一緒になった器具が数社から販売されている。わが国放医研(2003.3)が始めて採用されている。将来はこの併用型が主流となっていくことだろう。がん診断に有効な画像診断装置、今春にも導入開始されるという。陽電子放射断層撮影(PET)とコンピューター断層撮影(CT)を組み合わせた画像診断装置がこのほど、厚生労働省から認可された。発売元はGE横河メディカルシステム(本社・東京)で、今春にも一部の病院で導入されそうだ。 PETは、ブドウ糖と放射性物質を結合させた特殊な薬剤を注射して診断装置にかけ、がんなどを発見する。特に大腸がんや肺がんなどに有効とされる。国内で100台近く普及しているが、がんがありそうな場所は分かっても、正確な部位を示すのは難しかった。 従来のPETに、臓器の形状を鮮明に見ることができるCTを組み合わせ、がんの正確な場所が分かるようにした。この新装置では、PET単体に比べ、がんとの診断をつける能力が30%以上上がったという。 欧米では2001年から発売され、世界で300台程度が普及している。機器の実売価格は数億円だが、放射性薬剤を作る装置や場所も必要なため、新規に導入するには10億円以上かかると見られる。 (2004120日 読売新聞)


がんに罹った自分とのつきあい方(中央公論社 書籍)】

がんを診る患者さんを診る―医者と患者の関係はどうあるべきか
若いがん患者たち―潔さと残酷と
がんの心身相関―がんの心身医学・心身医療
がん患者への心理的・社会的サポートと医療制度―「ケアとしての医療」の充実のために
がんの痛みは治療できる―痛みからの解放を得てがんと闘おう
創薬の立場から考えるがんの化学療法―歴史から学ぶ将来展望
抗がん剤への挑戦―患者が選択しうる多様な抗がん剤を目指して
がんの看護を考える―がんの生存者であり続けること
最晩年の生き方考え方―家族のために、自分のために
今、必要なのは政治の“名医”―僕の前立腺がん体験記

渡辺恒雄氏(読売新聞社社主 文芸春秋の平成10年10月号に、「社長、ガンと闘う」掲載)はこの中で高論を論じられているが僕は反対だ。混合診療は今禁じられている。しかし、これだけ医療費の負担が高くなっているわけだから、贅沢な診療や贅沢な手術もどんどんやらせたらよい。そして、患者(もちろん金持ちの患者だが)のお金を吸い上げて、それを先端的な医療に回したらいい。どんな名医が名手術をしても10万円、どんなヤブ医者が下手な手術をしても10万円というのでは、医者のヤル気も出てこない。せめて100万円と10万円ぐらいの差をつけるべきだ。そうでないと、医療の技術水準が向上しない。医療の世界だけがすべて社会主義的平等原理というのでは、進歩が無い(以上渡辺氏の主張)。医学には贅沢な診療とか贅沢な手術とかいった類のものは存在しえない。全ての医者は手抜き診療や手術をやっていることはない。それなりに精一杯尽くしていると信じたい。金持ちだけが生き延びるやり方は今の時勢にそぐわない。こんな意見で世界にも例を見ない立派な日本の皆保険制度が崩れたら堪らない。混合診療なんてまったくもってけしからん。現在の保険制度を誤解なさっている。なにをもって名医と判断するのか。世間の評判だけで判断してはならない。渡辺さんの名医と言われるM病院もアメリカ在住のS博士(M病院)も逸見晴恵さん(逸見晴恵(アナウンサー故逸見政孝氏の奥様)さんの「私はがんを恐れなくなった理由(扶桑社)」)にとってはコテンパタンだ(この本の中でM病院もS氏も実名で登場)。僕にいわせれば、医療界の真の実情も知らず哀れの見本みたいなものでしかない。立派な社主として尊敬を集める渡辺さんが医療界の現実を理解せず、表面的にしか洞察出来ないとは情けない話だ。社会的に地位のある方はそれなりに発言にも慎重であるべきだ。福沢諭吉先生の「人の上に人をつくらず、人の下に人を作らず」を思い出す。1/15/04

渡辺・巨人オーナー辞任 新人獲得で不正、学生に現金200万円 社長ら引責
 プロ野球巨人は十三日、ドラフト注目選手のスカウト活動における不正行為により渡辺恒雄オーナー(七八)=読売新聞グループ本社会長=の辞任と滝鼻卓雄読売新聞東京本社社長(六四)の新オーナー就任を発表した。選手のスカウト活動にからんでオーナーが辞任するのは、プロ野球の歴史の中でも初めて。球界に強い影響力を持つ渡辺オーナーは、オリックスと近鉄の合併に端を発した球界再編問題でもキーマンとなっており、今後の球界の在り方に大きな影響を与えそうだ。巨人によると、明大の一場靖弘投手に対し、吉田孝司編成部長が昨年十二月から今年七月までに、小遣いなどとして合計約二百万円の現金を与えた。最近、外部から指摘があり、土井誠球団社長らの了解のもとで、学生野球憲章で禁止されているスカウト活動が明らかになった、としている。渡辺オーナーは同日、「このような不祥事を起こしたことは極めて遺憾であり、野球ファン、関係者の皆さまに深くおわびします」とのコメントを発表した。一場投手は巨人への自由獲得枠での入団が確実になっていたが、巨人は同投手の獲得を断念する。また、巨人は土井球団社長、三山秀昭球団代表・編成本部長、高山鋼市球団副代表らの解任も併せて発表した。渡辺オーナーは東大文学部を卒業し、昭和二十五年に読売新聞社入社。政治部、ワシントン支局長、編集局次長兼政治部長、常務、専務、代表取締役副社長・主筆などを経て平成三年五月から代表取締役社長・主筆。ドラフト制度改革やフリーエージェント制導入などを推進した。同八年十二月に巨人オーナーに就任。今回の球界再編問題でも一リーグ制移行へ主導的な役割を果たしてきた。(下記記事参照)

全労連>たかが選手」発言許さない 定期大会始まる
 全労連の定期大会が28日午前、東京都内のホテルで始まった。熊谷金道議長はあいさつで、プロ野球界の再編問題をめぐる読売オーナー発言に触れ、「『たかが選手』という発言は、『たかが労働者が』にもつながる極めて危険で人間蔑視、労働者蔑視の発言」と批判。全国的な抗議・糾弾行動に取り組むよう呼びかけた。(毎日新聞) 2004年7月28日 全くそのとおりで、この爺さん昔は切れたのかもしれないが、無知なアルコール依存症者である渡辺氏は、現在は全くの脳動脈硬化症、アルツハイマーかもしれない。年よりはそこそこ、身分を弁えでしゃばるべきでない。プロ野球の選手をぼうどくし、さげすさしめるとは、まったく民主主義をぼうどくしてござる。選手ばかりか、プロ野球フアンも愚弄してござる。こんな爺は早く迎えにきてもらうしかないようだ。

 「栄養費」名目の200万円の授受しか明らかになっていないが、「新人選手の契約は億単位の金が動く」と、球界内では公然と裏金の存在がささやかれてきた。「球界の盟主」を自任する巨人は「プロ野球の繁栄は巨人が常に優勝争いすることで達成される」という考え方で戦力補強してきた。全試合がテレビ放映されることによる飛び抜けた人気と巨額の収入が、他球団にまねできない選手集めを支えた。読売新聞によると、巨人の売上高は約240億円。2番目の阪神に比べ60億円も多い。豊かな収入が、他球団のスカウトを歯がみさせてきた。選手の契約金は各球団の申し合わせで最高1億5000万円とされるが、ある球団スカウトは「巨人と逆指名を競った際、数億円を用意したが、巨人は2倍以上、2ケタだった」と話す。他の球団関係者も、地元出身選手について「うちが出せるぎりぎりを提示したが、巨人は3倍。問題にならなかった」と嘆いた。プロ野球関係者と学生の事前接触は、日本学生野球憲章で禁止されているが、有望新人選手獲得活動では有名無実化しているのが現状だ。93年に導入された逆指名制度が、金銭をからめた新人選手獲得の動きをさらに加速させた。前オリックス球団代表の井箟(いのう)重慶・関西国際大教授は「スカウトが選手にメシを食わせたり小遣いをあげたりするのはみんなやっている。アマ球界の中には堂々と要求する者もいる。プロも悪いが、受け取るアマも悪い」と指摘する。こうした裏金疑惑は、プロアマの正常な関係を脅かすものとして、球界でも問題視する声があった。しかし、歴代コミッショナーも調査に乗り出すことを避けてきた。井箟前代表は「実行委員会や理事会で『ちゃんと調べるべきだ』と提案したが、そのたびにコミッショナーやリーグの会長は『証拠がない』『警察権がない』とうやむやにしてきた」と証言する。渡辺前オーナーは「パが5球団なら2リーグ、4球団になれば1リーグに移行」と主張。西武の堤義明オーナーとともに事実上、1リーグ制移行へのリーダーシップをとっていた。7月には、選手会の古田敦也会長(ヤクルト)が面会を要望したことに対して「たかが選手が」と発言して論議を呼ぶなど、球界再編の中心人物として言動が注目されてきた。今回の不祥事が、球界のうみを出す契機になるかどうか。コミッショナー、連盟会長らの指導力が問われている。(毎日新聞)

くたばれナベツネ
 こいつがいる限り巨人は良くならない。巨人の、いや、日本のプロ野球界のガンだ。日本のプロ野球の為にも早く死んで欲しい。くたばれ渡辺恒雄。

ビジターユニフォームを「TOKYO」から「YOMIURI」に変えたことにより、巨人ファンが「俺たちは読売ファンじゃない!巨人ファン!」などの横断幕を掲げた際、「あの横断幕は、純粋なファンが出したものではない。右翼だ。バックに暴力団が付いている。読売に対する嫌がらせだ。金を脅し取ろうとしている。払うものか。警察とも連絡を取った。ああいうことが続くなら、裁判にまでいったっていい」(インターネット談話室)


がんワクチンを臨床試験へ 岡山大倫理委が承認】

 岡山大医学部倫理委員会(委員長・石津日出雄教授)は16日、中山睿一教授(免疫学)らが申請した新しいがんワクチンの臨床試験計画を承認した。がんを攻撃する免疫細胞を活性化する物質「インターロイキン12」(IL12)の遺伝子を組み込んだ運び屋(ベクター)を前立腺がん細胞に直接注射。がん細胞自身にIL12を作らせ、前立腺がんの細胞と同時に転移がんを攻撃することも狙う。
 既存のホルモン療法の効果がない20歳以上の患者最大36人が対象で、1人につき4週間ごとに3回投与する。投与量を増やして別の患者に投与していき、安全性と効果を確認する。がん細胞に現れる抗原と同じタンパク質を、免疫力を高める補助物質と結合させて投与し、免疫細胞のリンパ球を活性化。このタンパク質を標的として、リンパ球にがんを攻撃させる仕組み。タンパク質をより小さく分解した「ペプチド」を使う従来のワクチン療法よりも治療の対象となる患者が多く、2種類のリンパ球を活性化できる利点もあるという。対象は、がん細胞にこのタンパク質が現れていて、従来の治療法では効果がみられない18歳以上の進行性の前立腺がん患者。状態が安定していて経過を長期観察できることなどを条件に、9−10人の患者で、2週間ごとに4回皮下注射して、安全性と効果を調べる。12/24/03


前立腺癌の薬剤耐性機序を解明】 Nature Medicine (2003;10:33-39) Dr Charles L Sawyers

 簡単に言えばホルモン療法が効かなくなる働き(機序)を解明したと言うこと。前立腺癌の薬物療法が、早期には効果があがるものの、後にはしばしば失敗に終わる原因を解明しようとした。抗アンドロゲン剤(カソッディックス等)によりテストステロン濃度を低下させる薬物療法である。抗アンドロゲン剤は、前立腺癌細胞にあるテストステロン受容体蛋白質の結合部位と競合する。テストステロンがこれら受容体を活性化すると、受容体は腫瘍の成長を促進する内部細胞機序のスイッチを入れる。薬物療法は、通常、年単位の期間ではほぼ前例に有効であるが、患者が薬物を服用し続けているにもも、かかわらず効果がなくなる。腫瘍細胞はホルモン不応性、即ち正常な成長シグナルであるホルモン(アンドロゲン)が無くても、腫瘍細胞は増殖し続ける方法を学習する。





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