前立腺癌目次

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術後1ヵ年後の総括

since 2/14/03

最後通告

最終診断がでた。ついに最後通達を受けた(2/6/03)。推定重量42grnの前立腺は単に肥大ばかりでなく、明らかにがん細胞に侵されていた。やはりがんだった。手術するのは怖いだろうな。その前に手術できるかどうかが問題だ。もうすでに3〜4期(T3〜4)で手術の適応がないのではないか。後の経過も心配だ。QOLを落としての生活は我慢できないだろう。でも自分ながらいやに冷静に受け止めることが出来た。今日から治療の開始だ。次郎は昭和十年四月六日生まれの六十七歳。約二十数年前劇症肝炎にわずらい、あと十年生きたいと願った。また10数年前(重症の水腎症に罹患)のときには欲が出てせめて60歳までは働きたいと願った。2度にわたる大病をどうにか乗り越えてきたので、わが人生はいわばお釣りの人生なのだ。もっけものの人生なのだ。折角頂いた第二の人生、愉しく、がんともなかよく付合いたいものだ。(平成十五年二月六日)

「前立腺がんの予後は、全身状態、年齢、病期およびがん細胞の性質(分化度)などにより決まる。全体としては前立腺がんは進行が遅く、5年生存率はそれぞれ、前立腺内に限局している場合は70〜90%、前立腺周囲に拡がっている場合は50〜70%、リンパ節転移がある場合は30〜50%、骨や肺などに遠隔転移がある場合でも20〜30%となっている。前立腺がんはホルモン療法が有効なため、他のがんと比べると比較的予後のよいがんといえる。」 でも、不治の病がんであることには違いない。

まだまだ早いが、いづれ終末医療を迎える準備のため、とくに心の準備のため、今日から日記(メモ)を残しておこう。日記なら毎日書かねばならないので気が重いが、たんなるメモなら、好きなとき好きなだけ好きなことのみ書けばよいから至って気がらくだ。これから辿るであろう俺の人生が、同病の方の参考になってほしいとはちっとも思わない。何故なら、こんな出鱈目な人生もあまりあったものではない。神を恐れず冒涜し感謝を忘れた見本みたいな人生だから。もし拙文が目に留まったならこういうバカな奴もいたのかと笑ってやってください。



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