バイアグラガイドライン(バイアグラワークショップ)
ぼっ起不全(ED)治療薬として承認された「バイアグラ」について、泌尿器科や内科の医師らでつくる日本性機能学会は、患者に処方するかどうかを判断する指針を販売開始までに作ることを決めた。指針に拘束力はないが、同学会は死亡などの事故や「乱処方」を防止するために「ガイドライン」が必要、と判断した。
バイアグラは1月に承認され、製造元のファイザー製薬が早ければ今月中にも、国内で販売を始める。2月7日行われたバイアグラにに関するWORKSHOPで処方の自主規制を行うべきだとする意見が続出し、学会でガイドラインの作成する様とりまとめることになった。
バイアグラには高い効果が期待されるが、使い方を誤れば死亡事故につながる危険がある。マスコミの宣伝やインターネットを利用した販売で、わが国では一種の狂奏曲をかなでている。また、本来は薬を必要としない人までが症状を誇張して伝え、処方が「乱発」される心配も出ている。
指針の内容は固まっていないが、学会は、EDの原因ともなる心理的要因、腎・肝機能やホルモン分泌機能の異常があるかどうかや、どんな器具を使ってぼっ起機能の有無を調べるかなど具体的な検査内容や判断基準を早急に決める予定だ。専門医の間では、誇張を防ぐため「パートナーが患者とともに診察を受けること」が原則だという条件を求める発現もあった。(2.7.99)