バイアグラ最新情報(1)(Updated)


バイアグラあれこれUp Dates 1

 次回より、UpDate 記録・資料多くなりすぎたのでバイアグラ最新情報(ViagraDateUp 2)に移行します(9/17/98以降分)。

 バイアグラ情報

 医薬品情報男の医学

 バイアグラ最新情報 2

9/16/98 バイアグラ、EU域内での販売認可される。欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は15日、米国で開発された性的不能治療薬「バイアグラ」のEU域内での販売を認可した。数日内に加盟15カ国で販売が始まる見通しだ。
 医師による処方せんの義務づけ、18歳未満への販売禁止などの条件がつけられている。
 各国が今、頭を悩ませているのは、大幅な需要が見込まれることから、健康保険財政が圧迫されることだ。英政府は14日、国営医療サービス(NHS)での処方を当面見合わせると発表した。

9/15/98 ヴィアグラの販売斡旋いたしますと、なんと日本コンピュタークラブがHPを作った。日本コンピュタークラブが直接販売すると言うことで、信用もおけるし問い合わせも殺到(一週間ほどで20000件を越すアクセスがあったという)しているらしいが、当事者の日本コンピュタークラブでは、真実このHPを作っていないと言う。誰かのいたづららしいがその対策に頭を悩ましているらしい。

8/29/98 国内で未承認薬である性的不能治療薬「バイアグラ」の密輸事件で、大阪府警生活経済課と八尾署は、合同で名古屋の輸入代行業者を「バイアグラ」の輸入販売をしていたとして、輸入代行業「プロアクト」の代表者を薬事法違反(無許可販売)の疑いで逮捕した。これらの業者は偽名で契約した電話代行業者を受取人に郵送するなど、偽装工作していたという。国内での摘発は急ピッチである。

8/28/98 FDAの報告によれば、98年3月のバイアグラの発売以来、26日までの服用後死亡者(可能性ある者)は123名に達することが判明した。このうちには海外(米国外)での死亡者12名と服用していたと思われるもの30名、処方箋は入手しているが服用したかいなか不明のもの12名のバイアグラが死因と断定できないものが含まれる。だからハッキリバイアグラの服用後の死亡者の数は少なくとも69人に達することになる。この69人のうち、51人が心臓、脳、血管系に疾患を抱えており、12人がバイアグラの禁忌薬である心臓病治療薬を服用していた。年齢は29才から87才までにわたり平均64才でこの薬剤の服用後死亡までの時間は4〜5時間以内が36%を占めたという。<http://www.fda.gov/cder/consumerinfo/viagra/default.htm>

8/26/89 警察による「バイアグラ」摘発が相次いでいる。大阪、岡山につづいて愛知県警でも、薬事法違反(無許可貯蔵)で摘発した。愛知県ではバイアグラを販売目的で所持していた3人の男を逮捕した。これとは別に、パソコン通信の売りますコーナーでバイアグラを販売しますと広告し、所持していた男も摘発を受けた。このように販売目的でのバイアグラの所持者の摘発が急ピッチで進められている。

 一方EU(欧州連合)の医薬品諮問委員会が24日販売認可案を支持した。早ければ9月にも域内で販売されることになる。

8/20/89 大阪府警生活経済課は大阪の清掃メインテナンス会社役員を薬事法違反(無許可販売)の疑いで逮捕した。この役員は「バイアグラ」を無許可で販売しているとして逮捕されたが、逮捕者が出たののは全国は勿論、世界でも初めてのケースと思われる。医薬品を販売する資格がないのに雑誌に広告、1瓶7〜14万円で、一錠づつのときは8000〜10000円で販売しており、大麻取締法違反(覚醒剤)で逮捕していた不動産業者の取り調べから、芋蔓式に発覚した。 

7/24/98 厚生省のホームページに引用linkという形で、FDAの訳文を、また製薬会社ファイザーのホームページを紹介した。こんな処置はかってみられなかったことである。(異例には違いないが、反応が遅すぎる)

7/24/98 日本でも「バイアグラ」の承認申請
 国内では医薬品として未承認の性的不能治療薬「バイアグラ」につい て、製造・販売元の米国ファイザー社の日本法人・ファイザー製薬(東京・新宿)は二十四日、新薬としての承認申請を厚生省に提出した。これ により、日本でも早ければ来年にも医師の処方せんが必要な医薬品として承認される見通しとなった。
 ファイザー製薬は、九五年七月から国内で「バイアグラ」の治験(臨床 試験)をスタート。これまでに、実際の患者に投与して有効性を見極める 治験が終了、投与患者の数をさらに増やす最終段階の治験を残すのみになっていた。
 その一方で、米国で今年三月に承認されて以降、薬事法の規制を受けない個人輸入で国内に持ち込むケースが急増。厚生省が今月十五日に国内で 初めて服用者が死亡したと発表して、注意を呼びかけるなど、未承認薬としては異例の事態となっていた。このため、同社は「できるだけ早い時期 に承認してもらい、医師から患者にきちんと処方してほしい」として、同省と協議を進めていた。

7/19/98 バイアグラは暴力団の資金源?
 日本でバイアグラ狂騒曲として、暴力団の資金源にもと米紙(時事通信)が探訪記事を掲載している。米紙ワシントン・ポストは18日、世界的に話題になっている男性用インポテンス(性的不能)治療薬「バイアグラ」が販売未認可の日本の一部で爆発的人気を呼び、東京の繁華街のポルノショップで堂々と売られているほか、暴力団の貴重な資金源にもなっていることを紹介する探訪記事を掲載した。それによると、バイアグラは30錠入りの1瓶が14万円かそれ以上の高値がつき、新宿歌舞伎町のホステスなどを通して暴力団から買うと、1錠が4万円にまで跳ね上がる。同紙のインタビューに応じた歌舞伎町のポルノショップ従業員は、香港で中国人ギャングからバイアグラ1万瓶を仕入れたことを明かし、これを売れば14億円になると語ったという。

7/17/98 ニューヨークでバイアグラ服用後心臓発作が起こったとして、63才の男性がpfeizer社を相手に約120億円の損害賠償を求めてニューヨーク地裁に提訴した。

7/17/98 保険会社は適用拒否
 FDAでは「バイアグラが原因との証拠はない。安全で効果的との見解は変わっていない」 と強調しているが、今月になって、複数の米保険会社が保険の適用範囲外と決めるなど安全性に懸念を示している。

7/16/98 
 厚生省は例の講談社・週刊現代の記事に対して、事情聴取の後、文書で企画の中止と、薬事法に違反する経緯を誌上に掲載するよう行政指導した。

7/16/98 米製薬メーカーのゾナゲン社は15日、同社の男性インポテンツ治療薬「ベイソマックス」の発売認可を米食品医薬品局(FDA)に申請したと発表した。認可されれば、すでに発売され爆発的に売れているファイザー 社のバイアグラのライバルとなりそうだ。ベイソマックスはバイアグラと同様、男性器への血流量を増やし、勃起(ぼっき)しやすくさせる作用がある。すでにメキシコで認可され、「ゼットマックス」の名前で売られている。ロイター通信などによると、多くの製薬メーカーがバイアグラよりさらに効果的なインポテンツ治療薬の開発を進めている。武田薬品工業と米アボット社のジョイントベンチャーであるTAP社は脳内で働くアポモルフィンという薬をインポテンツ治療薬として開発中で、1999年に発売認可を申請する見込みという。

7/16/98 米ベンチャー、「バイアグラ」競合薬の審査申請
 米医薬ベンチャーのゾナージェンが経口インポテンツ(性的不全)治療薬 「バソマックス(一般名フェントラミン・メシレート)」に関し、米食品 医薬品局(FDA)にNDA(新薬承認申請)という処方薬が販売認可を 取得する最終段階の審査を申請した。米国では今年4月に米ファイザーが発売した「バイアグラ」が爆発的に売れ、「史上最速の成長新薬」になっている。ただ、服用患者の死亡が約30件も報告されたため安全性を疑問視する声もあり、FDAの審査が注目される。バソマックスはすでに今年5月末にメキシコで販売認可を取得している。バソマックスはゾナージェンが開発したが、昨年11月に米医薬品メーカーのシェーリング・プラウが世界での販売権を取得している。

7/15/98 厚生省、雑誌社を行政指導
 厚生省は日本人服用者の死亡例を受けて、週刊現代ならびに講談社に、バイアグラの購入方法を紹介したとして、未承認薬の広告を禁じた薬事法に違反するとして文書で行政指導した。
 薬事法(抜粋) 第六十八条
何人も、第十四条第一項に規定する医薬品又は医療用具であって、まだ同頂(第二十三条において準用する場合を含む。)又は第十九条の二第一項の規定による承認を受けていないものについて、その名称、製造方法、効能、効果又は性能に関する広告をしてはならない。

7/15/98 日本で、バイアグラ服用後に60代の男性が死亡、国内初の死亡報告である。
 米国で開発された性的不能治療薬「バイアグラ」を服用した60代の日本人男性が、服用後まもなく死亡していたことが15日、明らかになった。服用後の死亡は国内で初めてである。男性が運び込まれた医療機関からこの日午前、厚生省に連絡があり、同省が発表した。バイアグラは米国で3月に承認されて以来、爆発的に売れている。まだ承認されていない日本でも、購入ツアーや個人輸入などで、かなりの人が入手しているとみられる。厚生省は「自己責任による個人使用は認められるが、米国でも医師の処方せんがないと手に入らない薬。安易な使用には問題がある」と注意を喚起している。
 死亡した男性は、今月上旬、友人からもらったバイアグラを1錠飲んだ。性行為の後、服用から約2時間20分後に家族が異状に気づき、救急隊を呼んだ。しかし、すでに心肺機能は停止状態だった。医療機関に運ばれたものの、約1時間後に死亡した。
 男性は高血圧、糖尿病、不整脈の治療中で、ニトログリセリンの張り薬を使っていた。バイアグラには血管を拡張する作用があり、米国の添付文書では、ニトログリセリンとの併用は「禁忌」となっている。 バイアグラは米国で、医師の診断・処方が必要な薬として承認された。6月30日の時点で、服用後に30人が死亡したと報告されている。 日本では未承認薬だが、薬事法は業者が無許可で輸入販売をすることを禁じているものの、個人が自己の使用のために、輸入することは規制していない。 厚生省は個人輸入などが目立つ実態を重視し、安易な使用を避けるよう注意を促すことを決めた。 国内承認に向けて臨床試験を行っているファイザー製薬に死亡例の情報を提供するほか、同省のホームページでも情報を流し、注意を呼びかける。

6/30/98 FDAに入った報告によるとバイアグラ服用後の死者は30人に達した模様である。いずれの場合も高齢者が多いとのことであるが、詳細は不明。過度の性交回数によるものか、クスリ自体の副作用か現在まで不明なるも、硝酸塩系の薬物との併用は禁忌である。

6/30/98 週刊誌がバイアグラ購入を仲介? 米国内で爆発的な人気を呼んでいる錠剤タイプの性的不能治療薬「バイアグラ」が国内でも話題となっているが、厚生省は二十九日、初めて「バイアグラ」対策に乗り出すことになった。二十九日発売の「週刊現代」が、購入法の紹介記事と購入申し込み用のはがきを添付したことに対して行うもので、同省は「未承認薬の広告を禁じた薬事法に違反する可能性が高い」として、出版元の講談社側から事情を聞く方針。この薬について国内でも、インターネットなどを通じて輸入手続きを代行する業者がここにきて急増している。
 米国内で今年四月から販売されている「バイアグラ」は現在、日本国内では臨床試験が行われている段階で、医薬品として未承認のため、薬事法で売買が禁じられている。しかし、一人がおおむね一か月 間に服用する量であれば、すでに承認された米国からの「個人輸入」が認められている。
 「あの『バイアグラ』が買える」などの見出しで掲載された「週刊現代」の記事では、こうした輸入代行業者のうち、「実績がある」とされる一社を紹介。ここを通じて「本物のバイアグラが手に入る」などと記されている。厚生省の見解によると未承認薬を輸入、販売することは薬事法違反と言うわけである。(読売新聞記事)

6/16/98 シルデナフィルと硝酸化合物以外の血管拡張剤との併用 硝酸化合物による治療を受けている患者において、シルデナフィルが血圧降下作用を起こすおそれがあるが、この現象は他の血管拡張剤についてはみられなかった。フェイズ2/3の広範囲な安全性データによれば、抗高血圧剤を服用する患者において、シルデナフィル服用時に血圧降下に関連する症状(例:めまい)が生じるリスクは高いものではないことが示されている。このことは、カルシウム拮抗剤、ACE阻害剤、α遮断剤、β遮断剤あるいは利尿剤を、単剤あるいは併用で、高血圧及び,あるいは狭心症の治療のために服用する患者についていうことができる。(pfeizer reports)

6/16/98 バイアグラに関するドクターレター(from pfeizer com.)
 ファイザーの米国薬品部の性的衛生チームの医療指導者および前救急医連盟委員として本状を送付いたします。バイアグラ(クエン酸シルフィナデル)はサイクリックGMPホスホジエステラーゼ5型(PDE5)の特異的阻害剤であり、ファイザーが発見、開発いたしましたが、最近FDAにより男性の勃起性不全症への適応が承認されました。また、同封いたしました添付文書に記載されておりますように、バイアグラの唯一の禁忌は有機硝酸化合物の併用です。
 弊社では、これらの化合物とバイアグラが不注意に併用されることがあり、それが患者に対する救急医及び、あるいは救急隊員(診療補助者・救急診療技術者)による判断と治療によることがありうることを察知いたしました。弊社では、通常救急医がバイアグラについて(その適応症にもとづいた)情報を、あるいはこの事象について弊社が受けた質問に関する情報を入手されることはないと存じております。バイアグラを服用する患者の安全のために本状をすべての救急医へ書くことは重要であると感じております。
 承認された添付文書に加えて、「一酸化窒素と血圧コントロール」と題した書類を同封致しました。これはこの事象に関するさらなる情報を提供するものであります。よくお読みになって、まだご存知のないようでしたら他の救急医の先生方に御供覧ください。これは禁忌の生理的メカニズムを説明したもので、プラセボをコントロール群とする二重盲験法による、舌下投与のニトログリセリンもしくは一硝酸イソソルビドとの相互作用の研究のデータに基づいたものです。併用によりバイアグラを服用した大部分の患者において急激な全身性の血圧降下がおきております。米国で入手可能な通常処方される短時間作用型及び長時間作用型の硝酸化合物のリストを併せて記載しております。

6/8/98 性行為と心臓の問題
 性行為が概して心負荷と心筋の酸素需要の増加に関与することはよく報告されている。添付文書についての「一般的注意」はこの理由によるもので、医師にバイアグラを処方する際には患者の心機能状態を考慮するよう、特に、有機硝酸化合物を服用中の患者にはその剤形、服用頻度にかかわらず処方しないよう通知している。救急医が適正な診断と治療方針決定を行うためにこの相互作用についての知識を必要とするような状況のシナリオを考えてきた。(feizer USA)
 1.自宅において硝酸化合物とバイアグラを併用して重篤な低血圧になり、救急部へ搬送される。すべての処方者及び患者に硝酸化合物との併用禁忌を長期間かけて指導していく予定です。しかしながら、これにもかかわらず、そのような薬物を使用している、もしくは少なくとも使用していたかもしれない人が、バイアグラを服用する可能性が考えられます。例えば、狭心症の既往歴のある患者がバイアグラを服用し、性行為を始める可能性があります。もし、性行為中の酸素消費運動が狭心症発作を惹起した場合、体内にバイアグラが残存しているにもかかわらず(例えば)ニトログリセリンを舌下に服用したら急速に低血圧に至ります。急激な血圧降下の結果は無症候のこともあれば、めまい、軽頭感のような緩和な症候から、失神(後期に起こりやすい)や重篤な冠動脈の血流減 少、また心筋虚血の梗塞への進展に至るまで幅があるものです。そのような患者は救急車若しくは緊急部にかつぎこまれ、治療を要します。
  2.狭心症の既往歴のない人がバイアグラを服用して性行為行い、最初の狭心症の発作を招きます。そのような患者は救急部に運ばれたとき胸痛があり、そこで短時間作用型の硝酸化合物が通常は投与されるおそれがあります。もし、救急医が上述の相互作用の可能性に気づかず、患者にバイアグラについての特に質問をしなければシナリオ1と同様なことが、例えばニトログリセリンを舌下投与、経皮投与もしくは静脈内投与するというようなことが救急部内で起こりえます。(注意:弊社の添付文書の禁忌には一酸化窒素供給化合物として同様に作用するニトロプルシドナトリウムも含まれております。)応用例としては、胸痛が起こっために911番(119番)し、救急隊員または診療補助要 員のチームが応答する場合が考えられます。場合によってはこれらの救急隊員は(プロトコールもしくは医師からの指示により)短時間作用型の硝酸化合物を投与することが認められております。その結果、上述のようなことが起こり得ます。
 3.特に調査いたしておりませんが、娯楽として吸入される(アミル硝酸/亜硝酸もしくは”ポッパー”その他の)硝酸化合物をバイアグラと併用すると同様の結果に至ることが考えられます。これらの薬物はしばしば性行為の間に用いられ、バイアグラを服用した人が性行為中にこれらの薬物を吸入することは容易に想像できる。

6/8/98 女性のバイアグラ服用について
 バイアグラは男性の勃起性不全症 の治療のみにおいて承認されているが、弊社は女性が自己判断であるいは医師から適応外使用でバイアグラの服用を始めていると報告を受けている。ゆえに、医療情報は男性に関して想定致したものですが、適応外使用が続けば女性にも起こり得ることを示唆している。

6/7/98  バイアグラ関連の死者16人に! AP通信によれば、バイアグラ服用後の性交中もしくは性交の直後に死亡した男性の数が7人ふえ、死者の数は計16人になった。いずれも死因は心臓発作もしくはニトログリセリン系の薬によるショック死であると報道されている。FDAは”バイアグラ自身の危険性よりも、過度の(激しすぎる)性交による心臓麻痺もしくは心臓発作が危険である”と発表。バイアグラの服用に際して必要なことは
(1)自分の健康状態を隠さずに医師に知らせる、
(2)勃起力が高まったからといって過度の性交は控える、
(3)バイアグラに関する注意書きをよく読み、それを守ることであると報道している。

16 case reports
症例#1 63歳男性 グルコトロール(グリピジド)、アロプリノール及びアスピリンを服 用し、2型糖尿病、高コレスレロール血症、高血圧および発作型心房細動の病歴を有する。バイアグラ服用後性行為を行い、服用の概ね1時間後に出血性拍出があり、病院で患者の様態は悪化し、死亡した。死因は示されていない。
症例#2 62歳男性 ジゴキシン、インスリン及び降圧剤を服用し、糖尿病、うっ血性心不全、不整脈およびいくつかの肺繊維症の病歴を有する。バイアグラの初期量を服用し、概ね30分から1時間後に、性行為は行わずに、倒れ、その時には既に息がなかった。救急病棟に搬入された時には、呼吸がなく、脈もなかった。蘇生術が試みられたが、成功しなかった。死因としては心筋梗塞、うっ血性心不全及び高血圧と示されている。
症例#3 64歳男性 イムダー(一硝酸イソソルビド)を服用し、心筋症、冠状動脈疾患、成人型糖尿病の病歴、及び狭心症様の病歴を有する。バイアグラを1回量服用し、性行為を行った後、気を失った。蘇生術は不成功であった。死因は心室性不整脈及び心筋虚血と示されている。
症例#4 60歳男性 病歴及び服用薬剤は不明。バイアグラを処方された後に死亡した。服用の有無は不明。死因は示されていない。
症例#5 バイアグラを服用している間に死亡した旨の報道があったと報告された症例。
症例#6 73歳男性 ハイトリン(塩酸テラゾシン)を服用し、高血圧の病歴を有する。2度目にバイアグラを服用した後、性行為中に意識不明になる。病院で脳幹出血と心筋梗塞が判明し、意識が戻らないまま、死亡した。死因は示されていない。
症例#7 73歳男性 併用薬は不明、心筋梗塞の病歴を有する。バイアグラ服用後、胸痛、低血圧及び第3度房室ブロックにより入院。蘇生術に反応示さず、入院数時間後に死亡。性行為についての情報はない。死因は示されていない。  
症例#8 48歳男性 併用薬は不明、糖尿病の病歴を有する。バイアグラ服用後、性行為中胸痛を覚えた。救急車の車内でニトログリセリンを投与され、胸痛がおさまり30分間症状が安定した。再び胸痛が起こり、心臓停止、救急病棟にて死亡した。死因は示されていない。                  
症例#9 バイアグラを服用した後、胸痛があり、ニトログリセリンを舌下服用した者が死亡した旨の報道があったと報告された症例。性行為についての情報はない。患者は後に死亡。死因については示されていない。  
症例#10 バイアグラを服用している間に死亡した旨の報道があったと報告された症例。性行為についての情報はない。                   
症例#11 74歳男性 グリライド、ハイトリン(塩酸テラゾシン)、グルコファージ( 塩酸メトホルミン)及びコザール(ロサルタンカリウム)を服用し、2型糖尿病、高血圧及びメラノーマの病歴を有する。副作用報告によると、夜バイアグラを服用し、翌日の朝死亡。性行為についての情報はない。死因は心肺停止と示されている。
症例#12 80歳男性 ハイトリン(塩酸テラゾシン)を服用し、持続型心房細動及び良性前立腺肥大の病歴を有する。性行為中に突如意識不明になった。死因については示されていない。
症例#13 57歳男性 併用薬及び病歴は不明。バイアグラの1回量を服用後、性行為を行うと即座に激しい胸痛を覚え、ニトログリセリンを投与される。救急病棟にて死亡。死因については示されていない。
症例#14 70歳男性 カルジゼム(塩酸ジルチアゼム)、テノーミン(アテノロール)及びシンスロイド(レボチロキシンナトリウム)を服用し、冠動脈疾患、高血圧及び甲状腺機能低下症の病歴を有する。バイアグラ服用後死亡。死亡日時は不明。性行為についての情報はない。死因については示されていない。
症例#15 67歳男性 カプトプリル、プラバコール、アテノロール及びアスピリンを服用し、心疾患、高血圧及び高コレステロール血症の病歴を有する。バイアグラ服用後 性行為を行い、服用のおおむね1時間から1時間30分後に死亡。患者は顔色が蒼白になり、呼吸困難に陥った。病院到着時には既に死亡。死因については示されていない。
症例#16 インシュリン治療中の53歳の男性がバイアグラを使用した直後に死亡したと報告のあった症例。性行為についての情報はない。死因については示されていない。

以上の16症例報告でも、現在までのところ死因とクスリとの直接の因果関係は示されていない。

6/7/98  バイアグラの処方数が1,700,000件を突破し、爆発的な販売を記録した。

6/2/98 新しいインポ治療薬登場か?CNNによれば,バソマックス(Vasomax)という新しいインポ治療薬が開発されつつあるとのことで、バソマックスには、バイアグラ以上の効果が認められかつ副作用が少ないとされている。さらにバソマックスは服用後20分程度でその効果が現われるという点でもバイアグラをしのいでいるという(バイアグラはその効果が現われるまでに2時間要する)。ただし、バソマックスはこれからFDAの認可を受ける段階であるため市場に出まわるにはまだ少し時間がかかりそうだし、正確な情報はない。

6/2/98 カリフォルニアのある薬局は一日にバイアグラ30錠入りボトルを200本(現地価格で約800万円相当)販売したそうで、またバイアグラの輸出量増加に伴い、バイアグラの価格が上昇ぎみであるという。

5/30/98 米国の医薬品会社 (ICOS) が”バイアグラと同等の効果を持ちながら、副作用がすくない新しいインポテンツ治療薬の臨床試験が終了した”と発表したことを受け、ICOS社の株価が跳ね上がりした。ただし、その新薬の名称ならびに販売期日は未定とのこと。

5/30/98 70才の男性と61才の女性のカップルの関係がバイアグラにより破綻 - NBCによれば、バイアグラを服用しはじめてから、70才の男性が若い女性にはしり、61才の内縁女性を捨て、現在61才の女性は男性に対して慰謝料請求の裁判を起こしています。彼女の弁護士によれば、その女性はバイアグラの製造元であるファイザー社に対しても不法行為上の過失責任(バイアグラの服用により夫が他の女性と関係を持つ可能性が高くなるということを商品に明記しなかったという理由により)をもとに訴訟を検討中とのことである。

5/28/98 バイアグラの処方箋申請数が100万件を突破。バイアグラはアメリカの新薬販売記録を塗り替え続けている。調査によれば、服用者の85%以上が50歳以上とのことである。

5/26/98 ファイザー社はニトログリセリンに加え、硝酸塩系の薬物もバイアグラと同時服用した場合に人体に重大な危険を与える可能性があると発表した。

5/25/98 アメリカの大手薬局もバイアグラの価格競争にのりだした。アメリカのK-Martではバイアグラ5錠を$39.99で、Wal-Mart では5錠を$38.98 で販売しはじめた。
 輸入代行業? 最近インターネットで平行輸入とかいって、輸入代行業のようなものがでてきた。YAHOOの索引を引いてみても数件見られる。御存知の通り、此の医薬品日本では承認されていないので、個人的に利用する以外輸入は、薬事法上認められていない。ことの詳細、ならびに善悪は知らないが、法外な値段を要求する業者もいるようなんで注意が要する。もともとアメリカでも医師の処方箋を必要としているので、処方箋なしに購入することが出来ないはずだ。ヴァイアグラの値段は1tabは10$前後(100mg・11$、50mg・10$、25mg・9$)で、最近ではスーパーマーケットでは7〜8$前後で割り引きされて販売されている。薬事法違反にならないようにご留意ください。

5/22/98 バイアグラ服用者が8人死亡しました(アメリカ国内で6人、ブラジルで2人死亡)。CNNはバイアグラと他の薬品との同時服用の危険性をほのめかした。報道の直後、ファイザー社はバイアグラとニトログリセリンの同時服用はショック死を誘発することがあると発表して注意を喚起した。その後FDA(米国の新薬認定機関)はバイアグラが死亡原因である可能性は低いと発表。しかしファイザー社はバイアグラのは必ず医師の指示のもとに服用するよう再度強調した。

5/21/98 CNNは「高血圧症の人がバイアグラを服用した場合にショック状態を招く可能性があるため、バイアグラの服用には必ず医師の診断を受けること」と全米に報道した。またインシュリンの投与を受けている糖尿病患者のバイアグラ服用も危険であると報告されている。


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