脳死移植後出産


大阪大病院で3年前、脳死での膵(すい)腎同時移植を受けた大阪府在住の40歳代の女性が13日夕、男児を出産したと、同病院が発表した。母子ともに元気で、21日に退院する予定。国内で脳死臓器移植を受けた女性の出産は報告例がないという。女性は、6歳で1型糖尿病を発症後、インスリンの投与を続け、20歳頃から人工透析を受けていた。2000年に日本臓器移植ネットワークに移植患者の待機登録をしていた。男児の体重は2882グラム。女性は「臓器提供者とその家族に感謝している。移植を受けられなければ、新しい生命の誕生はなかった」と話しているという。移植手術をした消化器外科の伊藤壽記教授は「移植患者は、拒絶反応を抑える免疫抑制剤を飲み続けているので、胎児への影響も心配したが、無事に生まれて良かった」と話している。(2010年10月14日10時45分  読売新聞)





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