性転換受術後戸籍の変更要求へ




新聞報道によれば、埼玉医大で性転換手術を受けた6名の患者さんがそれぞれ戸籍の性別変更(訂正)を求めて提訴したということである。確かに手術により外見的にも他の性に転換したのだから、本来あるべき性に戻してほしいというわけ。戸籍に誤った記載があるため、社会に誤った誤解が生まれ、それがこうじて差別を受けているという。

こういう事態になってみれば、戸籍に記載されるホントの性とは何かと云うことが問題になるようだ。性同一性障害症の方の悩みもあるだろうが、性転換手術でホントに異性に変わることが出来るのだろうか。細胞レベル(分子生物学的)で染色体が変わってしまうのだろうか。こんなことはあり得る訳がないようだ。人間自体の性が変わるわけでないのだから、司法の判断はどうなるのだろうか。興味深い。

たしかに性同一性障害者の言葉に絶する悩み、精神的葛藤は筆舌に尽くせないことは判りきっている。でも単に外見的に性が転換しても、本来的にはどうしようもないことで、手術によって男が女にあるいは逆に女が男になることは不可能であるようだ。勿論本来あるべき性の生殖能力もあり得るわけはない。

私見ではあるが現在行われている性転換手術(見せかけのもの)で性同一性障害症が救われるのなら、最新医学の敗北を追認しているのではないだろうか。欺瞞的(外見的)性転換手術で、この患者さんが救われるのならば、医学的カウンセリングが不十分だったことが証明されているようにも思われる。細胞レベル、遺伝子が変わってこそ初めてほんとの性転換手術と言うもののような気がする。でも神を冒涜するようなジギルとハイドは出てこないだろう。5/8/01

付記 この文章にタイする反論は受けつけますが、それに対する回答はありません。悪しからず。

性同一性障害症
男の医学


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