性転換手術の解説


 女性から男性への性転換手術に続き、男性から女性への性転換手術が埼玉医大倫理委員会で承認された。男性への性転換と違い、女性への転換はこれまでも手術が「ヤミ」で行われ、トラブルも起きているだけに、精神神経学会の治療ガイドラインに沿った手術が実施されることは、患者にとって朗報となるだろう。

 自分の肉体の性に違和感を覚える性同一性障害者は、女性では約10万人に1人と推定されるが、男性の場合、約3万人に1人とされ、女性よりも多い。手術も、性器形成時に神経や血管をつなぐ細かな技術が要求される男性への転換に比べ、女性への転換は比較的易しいため、安易に手術を行う病院もあるといわれている。

 しかし、性転換手術は後戻りできない手術だ。このため、日本精神神経学会の治療ガイドラインは精神療法、ホルモン療法と段階を踏んだ後に手術を行うよう規定している。ガイドラインを尊重することが、性同一性障害の治療としての性転換手術を定着させる前提となるだろう。

 もしも、この性転換手術を受けて性同一性障害が治癒し成功しうるのならば、結果的に見てカウンセリングが不十分だったことを示(証明)している。なぜらなら、外見的に男が女になっただけであり、またその逆であるに過ぎないから。手術によっても、根本的にはなんらの性の転換が行われたわけでない(染色体はそのまま)のであるから。

 岡山大医学部精神神経科は9月8日、性同一性障害の患者に対する性転換手術の実施を、同学部の倫理委員会に申請したことを明らかにした。岡山大で手術が行われれば全国2施設目となる。 性同一性障害は、肉体の性と、自らが認識する性が異なり、強い違和感を覚える。岡山大医学部付属病院にはこれまで、女性から男性への転換希望者が22人、男性から女性へは11人の計33人が通院していた。 同科によると、手術の対象となるのは、ホルモン投与などによる効果が不十分で、1年以上にわたって、希望する性で日常の生活を営んでいる20歳以上の男女であるが、女性への手術は乳房と卵巣、子宮などを摘出し、尿道を延長し、さらに、本人の皮膚や軟骨で男性器をつくる。一方、男性には、陰茎や陰のうを切除し、膣を形成するという。(9/8/99)

 昔、禁断の果実を喰ったジギルとハイドという科学者がいた。現在では遺伝子操作でクローンも作成されるようになった。ここらで、偉大な哲学者がでてきて、何処までが科学のはんいであるか、ハッキリと決めていただく必要があるだろう。愚かな人間のすること、最後には神の逆鱗に触れ、人類は破滅するやも知れぬ。こんな考え小生だけだろうか。


最近性転換手術も簡単に数多く行われるようになったようだ。手術件数も飛躍的に増加の傾向にあり物事を安易に考え過ぎるようだ。学内の倫理委員会で審議されるだけで十分な検討を為されたのかどうか判然としない。倫理委員会も外部の人間を委員として入れるだけで体裁だけ整えているようだ。専門的な問題を専門部外のものがどうして理解できるのだろうか。倫理委員会も弁護士や知識人を加えるだけでなく哲学者や一般社会人を加えるべきだ。部外者にとっては委員会の出した結論だけで審議の内容まで一般には解らない。委員会も出した結論に責任を持つべきで手術の可否だけでなく術後の治療やアフターケアにも責任を負うべきである。最近精神科の専門医によって行われていたホルモン治療に疑問を持った。やはり餅はモチ屋に任したりコンサルするべきだ。安易にホルモン剤の使用を慎むべきだ。(2010.05.28)


性転換手術(男から女女から男
オンナのオトコの話



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