性同一性障害・男性から女性への性転換手術実施される.


 埼玉の総合医療センターで25日午前に始まった国内初の男性から女性への性転換手術は同日午後終了したという。手術を受けた中部地方に住む30歳代の性同一性障害の男性患者は経過が順調なら、1週間程度で退院する見通する見込みである(毎日新聞報道)。

 手術を実施したジェンダークリニックでは300人以上の同じ障害に悩む人たちが登録してされているという。

 さらに、男性が望む戸籍の性別変更について、以前に女性から男性への性別変更を求めた例では、最高裁で

(1)性同一性障害を理由に性別を変更できる社会環境にない
(2)本人が完全な男性としての肉体を有していない

と認められなかった。しかし、この患者は2点ともクリアした(はたしてそういえるかどうか?)ので、変更を拒む理由がなくなると、手術がもたらす効果に期待を寄せているが、はたして如何なものだろうか。

 この男性は昨年3月、家庭裁判所で女性名への改名を認められている。今後、戸籍の性別の記載変更を家裁に申請する予定であるらしいが、手術後には手記を発表し、「戸籍の性別変更が実現し、社会的に完全に一人の女性として受け入れられた時、初めてすべての治療が完了すると思う」との心情を吐露しているという。こんな無茶なことが、はたして容認されるのだろうか。はたまた、これを無茶と感じるのは、やはり差別意識があるのだろうか。

 将来的にはともかかく、現時点では、外面的に、それらしく見えるだけで、手術によっても男女の性の差は何ら変わったことがない。遺伝子レベルで見ると何ら変化の無いのが現実なのだ。患者さんには同情するが、オトコはオトコであり、オンナはオンナなのである。勿論、オトコでも赤ちゃんを産むことが出来るかも知れないし(腹腔内移植等)、クーロン人間の登場もあるかも知れない。でも染色体はあくまで、その数が違うことにちがいない。

 いろんな意見もあり得るようだが、本質的に異性に転換できないものならば、手術により、外見的だけで満足して性同一性障害が治癒するならば、この患者に対する精神科的カウンセリング(コンサルタント)が充分機能していなかったか、あるいはそれ以外の治療法が不十分だったことを証明しているのではないだろうか。


性転換手術男から女女から男
おもしろいはなし


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