経口避妊薬(ピル)の情報について(厚生省報道発表資料)
経口避妊薬(ピル)については、平成2年7月以降、製薬企業からの製造又は輸入承認申請が行われ、現在、中央薬事審議会においてその承認の可否について審議を進めているところです。
平成10年12月2日開催の中央薬事審議会常任部会において、ピルの有効性及び安全性に係る審議の中間とりまとめが行われ、下記の資料を公開することとなりました。中央薬事審議会常任部会では、ピルについては、有効性及び安全性以外にも、性感染症感染拡大の防止、処方医及び服用者への情報提供のあり方、内分泌攪乱化学物質としての影響の評価等の様々な観点から審議が行われており、今後、審議の過程で逐次これらの審議内容を公開していくこととしています。
【資 料】
経口避妊薬(ピル)について
経口避妊薬(OC)の有効性についての中間とりまとめ
経口避妊薬(OC)の安全性についての中間とりまとめ
有効性・安全性に関する統計用語集
ピル関連公衆衛生審議会答申について
低用量ピルに関して(ピル解禁)
【経口避妊薬(ピル)について】
経口避妊薬はステロイド系女性ホルモンを含有する医薬品であり、通常プロゲストーゲン(黄体ホルモン)と呼ばれる成分とエストロゲン(卵胞ホルモン)と呼ばれる成分の配合剤である。
一般的には、生理周期に合わせて毎日1個の錠剤を服用すると、配合されている2種類の女性ホルモンの作用により排卵を抑制し、避妊の効果が得られるものである。
日本において承認申請されている経口避妊薬は、低用量経口避妊薬であり、月経困難症等の治療に用いられている女性ホルモン配合剤からみると、含有するホルモン量を少なくしたものである。
欧米諸外国で、現在、使用されている経口避妊薬は、低用量経口避妊薬(低用量ピル)が主流になっている。
(参考)低用量ピルの具体的なホルモンの種類と配合量(1日あたりの用量)
○エストロゲン(卵胞ホルモン)
エチニルエストラジオール 30〜40μg
○プロゲストーゲン(黄体ホルモン)
ノルエチステロン 0.5〜1.0mg
レボノルゲストレル 50〜125μg
デソゲストレル 150μg