夜光時計


 文字盤に夜光塗料を塗り、暗闇のなかでも時間を読みとることが出来るようにしてあったのが夜光時計であった。95年代までは、華やかに流行していた。夜光塗料はもともと、放射性物質が蛍光体にエネルギーを与える仕組みであったが、放射性物質を使用すること自体、被爆量の問題も含め、種々の不都合があった。身体への影響は勿論のこと、その作用の発現持続期間(数年で効果がなくなる)、生産コストがかさむ等の問題のため現在では殆ど用いられなくなった。

 最近では蓄光塗料を用いたものが多く作られ、蓄光塗料は光を電子エネルギーとして蓄え、暗闇でも蛍光を発する。最近の蓄光塗料は10分位、太陽光線は勿論のこと蛍光灯の光を受けても、10時間以上発光する仕組みになっており、耐久性も随分と向上している。何分、放射性物質を使用しないので、安全性にも優れ、機能面でも、コスト面でもいいこと尽くめだ。


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