アサリとムール貝
食卓の上には、ホントにバケツイッパイのムール貝だ。これだけで満腹となる。バジルが沢山含まれており食べがいがある。ムール貝なんて、もともと泥のなかに住んでおり、いわゆるドブ貝なのだ。あまり泥を吐かせていないようだ。同じ赤色をしていても朝鮮や日本で見られる赤貝ともまた違う。オリーブ油をふんだんに使用して腹いっぱい食べるものなのだ。貝独特の味は無いし香りもない。全くの大味なのだ。このスペイン料理はイタリア料理でも代表的なものとされている。満腹はするが美味しさとはまた別物だ。ハマグリ(アサリ)はどうだろうか。これに比べ日本のお澄ましの味は世界最高だ。香りよく味は良く椀の中にはただ2個入っているだけである。赤味噌の中には割合沢山のアサリが見られるがお腕一杯が限度だ。ハマグリの吸物なんて世界最高の御馳走なのだ。
ムール貝 オリーブ油 バジル(香草) 唐辛子
ハマグリ 昆布だし、鰹だし
日本人の繊細な舌では味わい方が根本的に違うようだ。
ハマグリ
日本人にとって非常に古くから親しまれてきた食材で、『日本書紀』にも記述がある。成分にコハク酸を多く含み、旨みに富む。吸い物やクラムチャウダー、鍋ものの具、酒蒸し、焼き蛤、佃煮、土瓶蒸し、串焼き、寿司など、幅広い料理で利用される。びたみんB1を分解してしまう酵素アノイリナ〜ぜナーゼを含むため、生食には向かない。ハマグリは元々の組合せ以外の貝殻とはぴったりかみ合わない。そこで、結婚式でハマグリの吸い物が出されることも多く、『よい伴侶にめぐり合えるように』との願掛けからひな祭りにハマグリを食べる風習がある。また、北朝鮮の郷土料理に「ハマグリのガソリン焼き」というものがある。生のハマグリの上にガソリンを掛け一気に焼き上げると言うもので、意外にもガソリン臭さは無く美味であるという。尚、北朝鮮現地でもガソリンの代わりにアルコールを使う調理法もあり、こちらの方が調理法としては上等なものとされる
あさり
日本では古くから食用とされ、貝塚などから数多くの貝殻が出土する。現在では、潮汁・酒蒸し・味噌汁や和えもの、しぐれ煮とするほか、ヴォンレススパゲティやクラムチャウダーの具などにも用いる。ビタミン1を破壊する酵素あるアノイリナ〜ゼを含むが、加熱によって失活するので、生食しないかぎり安全である。貝殻の色が白黒、水色、茶色、紫色など模様や色がはっきりしているものや、前述した様に、沖側に棲息する、薄く平べったいものが美味とされる。また、秋〜早春のアサリは身が痩せ、品質が落ちる他、泥地に棲息する全体として黒っぽいものも、味が落ちるとされる。
鳥貝・赤貝
足、別名オハグロともいわれる部分を食用とする。開いて二等辺三角形状にしたものを湯通しし、寿司ネタ、刺身、酢の物、酢味噌和え
などにする。貝としては噛み切り易い適度な歯ざわりとほのかな甘みがあり、美味とされる。市場では一般に湯通しまでの下ごしらえをしたものがパックされて流通している。厚みがあり、色の黒いものが良品として高値が付く。旬は太平洋側では春先、日本海側では夏となる。冷凍してもあまり食味が変わらないので、ほぼ通年出回る。漁の盛んな地域ではヒモも食べられ、店頭に並ぶことも有る。千葉県では小ぶりのものの殻を開かずに丸ごと醤油と砂糖で煮付け、あとから殻と肝を取り除いて佃煮にする。変わったところでは炙ったり、塩コショウでソテー、バター焼きといった食べ方も有る。寿司ネタとしては高級な部類に入るが、冷凍されたものが韓国・中国から大量に輸入されており、回転すしのレーンに乗る。
内湾の潮間帯や浅海の砂泥底に浅く潜って生息し、殻には42本前後の放射肋がある。他のフネガイ科の二枚貝と同様、呼吸色素がヘモグロビンと同様に鉄ポルフィリンを補欠分子団とするエリトロクルオリンのため、血液が赤く、これが和名の由来となっている。
ムール貝
主にヨーロッパ各地の料理で利用される。料理法としてはペスカトーレ、バエリア、ブイヤベース、ワイン蒸し蒸しなどがある。特にフランス料理、イタリア料理、スペイン料理など南ヨーロッパで多用される。またベルギーのムール貝料理は有名で、タマネギやリーキとともに蒸し煮にしたムール・マリニエール
(Moules Mariniere)・「ムール貝のビール煮」という郷土料理がある。トルトにはムール貝の外套膜の中に詰め物をしたミディエ・ドルマス(midye dolmas?、「ムール貝のドルマ」)という料理があり、メゼとして供される。日本では、伝統的にイガイが利用されるほか、ムラサキイガイがイガイと同様に利用されることもある。
ラ・ダマ La・DAME
市街のスペイン風レストランに行ってきた。まあスペイン風フランスレストランと云う感じ。建物は立派で豪華であった。如何にもギリシャ風円柱が立っていた。ふるいビルの2階にあったが、如何にも格式アリそうな雰囲気。何処か東京(恵比寿)のタイユバンに似ていた。男性は上着タイ着用との指示が出ていたがそれほど気難しい物ではなさそうだ。大勢のソムリエさんやボーイさんがいたが今一つ日本人的細やかな配慮が欠けていた。アグアやワインの継ぎ足しも十二分に気を使って呉れるが、最後の詰めが甘く、日本人的潔白性に欠けるようだ。ナイフとフォークの置き方もどうもしっくりと行かない。途中トイレに立ったが、途中の廊下には食べ残した皿類がワゴンの上に山積されていた。何かもう一つ日本とは違うようだ。味付けボリュームは全く日本人向け、ピッタリだった。デザートのボリュームはタップリとあった。他に観光客と思わせるお客さんやグループもおり、結構流行っていたようだ。