8月23日 (火)  朝、北部の山々に雲が沸き起こっている様子。中国道はやはり雨でした。

昨夜から照射部の皮膚にかゆみを覚え、毎日早朝に様子を見に来てくださる主治医に相談すると、かゆみ止め塗り薬の処方がありました。陽子線治療は33回目。もう6回で終了します。看護師から「患者カルテ」の説明を受けましたが、粒子線医療センターでの治療が終わってから10年間、経過を観察して3か月ごとに報告することになります。必要な場合は、アドバイスや診察を受けることもできます。
さて今日は、今回の入院中にぜひ訪ねておきたいと思っていた岡山県真庭市に出かけました。同市は、日本で初めて不育症に対する助成金制度を実現した自治体です。昨年12月議会で堺市の不育症対策を議論した際、資料や情報を送っていただいたお陰で、竹山市長がこれまでの施策欠落を認め、助成金制度の検討を約束したのです。
あらかじめ議会事務局を通じてお願いしていたこともあって、健康推進課総括参事で保健師の大熊江美子さんと、同課課長で管理栄養士の辻本美由喜さんが待ち受けてくださっていました。12月にお世話になった大熊さんにお礼を申し上げ、制度実施後の経過などを確認。同市の助成金制度は、日々市民と向き合っている現場職員の発案によるものです。大熊さんからは、今日も思いの溢れた言葉を伺いました。
「もしも未熟児が生まれたら、ひとりの人間として最善の医療措置が講じられます。その一方、胎内で亡くなっていく命を助けることができなかったら、とても悲しいことです。不育症についての理解が広がって治療につながり、赤ちゃんが救済できることに、この制度の意義があると思います」
真庭市では、議会事務局の畦崎智世さんにもお世話になり、5町4村の合併による真庭市誕生の経緯や議会運営についての説明を受け、議場などの案内もしていただきました。なお、予定時間より2時間ほど早く到着したので、市役所本庁舎近くのエスパル(メイン施設は音楽ホール)内にある市立久世図書館や、隣接する旧遷喬尋常小学校を見学しました。

▼写真左=地元産業を反映して木材を多用した議場。対面式の発言席も設けています。
▼写真中=旧遷喬尋常小学校。1907年(明治40年)建築の木造で、1990年まで現役の小学校でした。
▼写真右=帰り道で見かけ、立ち寄った薬王寺の楼門。真言宗のお寺で、楼門は真庭市指定文化財。

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