3月26日 (月)  最高気温は11℃ながら、寒い一日でした。鹿児島、長崎で桜の開花。

泉州水防事務組合の議会が、堺市議会の議場で開かれました。この組合は、堺、高石、泉大津、忠岡の4市1町が、協同して水防事業を行うためのもの。議会議員26人(堺17、高石3、泉大津4、忠岡2)は、各市町議会で選出されます。ただし、26人のうち9人は漁協関係者などの知識経験のある人を充て、執行部の管理者は堺市長、副管理者は高石、泉大津、忠岡の各市町長が就任しています。

●1年前の議会で指摘した、管理者給料と議員報酬の見直し
現在、組合から管理者に支給される給料は月額13000円、副管理者は11000円。また、議員報酬は月額11000円です。ところが、大阪市などで構成されている大和川右岸、淀川左岸、淀川右岸の各水防事務組合では、管理者、副管理者に給料を支給していません。また、議員報酬は、全国各地の水防事務組合の中で恩智川に次ぐ最高額です。
大阪府知事や府議会議員が大幅に給料・報酬カットをしている折り、「見直しが必要ではないか」と、私は、昨年の予算議会で指摘しました。竹山管理者が「3市1町の首長で検討したい」と答弁していたのですが、今日、提案された来年度予算には見直しの気配がありません。そこで、管理者と副管理者に対して、「どのような検討が行われたか」と質問しました。

●「検討したが、引き続いて検討を重ねる」との答弁
竹山管理者の答弁は、「何回も協議したが、まとまっていない。引き続き検討を重ねたい」ということでした。3人の副管理者の答えも同様です。これでは納得できません。阪口副管理者が高石市長に就任後の「あいさつ・平成15年12月分(2)」で、自分の給与50%カット、退職金凍結を実施し、財政健全化への取り組みを語っていることを評価しながら、副管理者として「検討を続ける」と言うだけでは、市民をあざむくことにならないか…と再質問。他の副管理者にも、「どのような検討をし、何が問題なのか」を述べるべきだ…と迫りました。

●感情的になって反発した3人の副管理者
ところが、私の発言中にもかかわらず、阪口副管理者が「発言(あざむく)を取り消せ」と叫び、神谷副管理者も「会議録に残る議場での発言は慎んでほしい」と同調。和田副管理者も「長谷川議員の発言は厳しすぎる」と言い出しました。さすがに議長が、副管理者の不規則発言を制止。私も、「厳しいのは当たり前。水防組合予算の8割を負担する堺市民の立場からすれば、1年間も検討して結論を出さないのは怠慢だ」と、重ねて指摘しました。

●討論で、議員報酬と議会活動、水防事務組合の解散にも言及
議員報酬の額は年額にすると13万2000円で、大阪市の各水防組合と大差はありません。また、議員の実働日数は、議会3日、視察2日の計5日。日額で支給した場合、堺市の行政委員会委員の日額報酬2万7千円×5なら13万5000円となり、この面からも著ししく不当な額とは言えません。ただし、会議時間の平均は20分〜30分。これでは市民の納得を得ることはできないから、もっと議会議論を活発にしよう…と提案。また、災害対策にはさらに広域協力が必要で、4市町だけの水防事務組合は役目を終えたのではないかと問題提起しました。

●何の事前工作もしなかった採決で、3議員が私に同調
採決時、「管理者、副管理者の給料は認めない」という私の主張に、3人の議員が同調して予算に反対。同調者は、知識経験者一人と、泉大津市の共産党議員、忠岡町の共産党議員で、私の質疑と討論を聞いて判断してくださったようです。ところが、堺市の共産党議員は、躊躇することなく、「原案賛成」で起立していました。



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