6月8日 (土)  九州では雨が降っている様子。そのまま東にやって来てほしいものです。

昨日の本会議で、「堺市大規模被災地等支援基金条例」について議論した折、「みちのくだんわ室 一年の記録」という冊子を紹介しました。神戸市の市民グループ「暮らしサポート隊」が、昨年6月に発行。以前からお世話になっている代表の石東直子さん(都市プランナー)に知らせていただき、購入していました。
3・11大震災が発生し、胃がん手術後の体力に自信が持てなかった石東さんは、神戸に居てできる支援を考えたそうです。数日後、東北から関西に避難する人たちの報道に触れ、「避難者さんたちの暮らしのサポートをしよう」と仲間に呼びかけ、「grief care(悲嘆緩和)」のために癒やしの場を提供して、避難者同士のネットワークづくりを支援する活動を始めました。阪神大震災で支援活動をした仲間に若い世代が加わった「暮らしサポート隊」が3月末に発足。6月から始まった支援活動の1年間の記録がまとめられています。
●見えない課題が見えてきた
冊子のまえがきで石東さんは、「震災から1年が経過し、深刻化する原発事故の問題、被災地の復興・復旧の遅延、そして新たに仮設住宅での問題が報道されるなか、県外避難者の報道はほとんどなくなりました。しかし、身近に避難者と接していると、見えない(想定外の?)課題が見えてきます」と書いています。それから、さらに1年。避難生活が長引くほどに、問題は深刻さを増しているはずです。堺市での支援基金条例を議論するにあたって、改めて読み返しています。
(冊子ご購入は「暮らしサポート隊」ホームページの連絡先メールへ。売価3000円)
※暮らしサポート隊  http://www.geocities.jp/kurasapotai/0_home.html

なお、昨日の本会議を傍聴された方々から、「スクリーンを使用した発言は非常に分りやすく、避難者の意見や要望が全て汲まれていたことに頭が下がる」などの感想が届いています。

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