Diary 2016. 12
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12月21日 (水)  天気もよくなり、気温は16.3℃。事務所はボランティアの方々で賑やか。

「受動喫煙防止強化決議」をめぐって、昨日の日記に書いた質疑では、「議会フロア喫煙所」の廃止時期について、見解の異なりが明確になりました。

●引き延ばし企む…公明党・自民党
下の写真のように、議会喫煙所は冷暖房完備の室内に捕煙機能を備えるテーブルや椅子が設置されています。他方、庁舎外の喫煙場所は冬は寒いし夏は暑く、雨が降れば傘も必要です。「快適な談笑室を手放したくない」という本音が分からないでもありません。

●「即日廃止」OK…維新・ソレイユ堺・共産党
前議会での廃止提案後は議会喫煙所を使っていないという維新の会は「即日廃止」を主張。ソレイユ堺は、小堀議員が「可決後は使わない」と宣言し、山口議員も「入れなくなって構わない」と述べました。共産党も「速やかに撤去してほしい」と表明しています。

●市長が決断しなかったら、市長選の争点に!
この喫煙所は、12年前に市役所を全面禁煙とする折に、議会議長からの口頭の要望で設置されたもの。今回は、本会議で「撤去」を全会一致議決したのですから、建物管理者である市長の判断でいつでも実行できることになりました。ただ、竹山市長には、来秋の市長選で自民・公明両党の支援を期待したいという思いがあるのではないかと、私は想像しています。

●撤去時期の明言避けた市長答弁
昨日、そのことを市長に質したら、「議会の決議は意義深い。今後も受動喫煙防止に向けて必要な対策を講じる」と、きわめて曖昧な答弁でした。そこで私は、昨朝、朝日新聞が報じた市長選の記事を持ち出し、維新候補から「実行力のない竹山市長」と攻撃されると指摘。そんな争点を作らないよう早期の決断が必要だし、もし立候補しないなら、「置き土産」として市民の期待に応えてほしいと主張しました。
本会議終了後の記者会見では、記者からも鋭い質問があったようで、市長は「議会と早急に協議し、対応したい」と釈明したそうです。まあしかし、議会の誰と協議するのでしょう。議会内が割れていることは先述のとおりで、市長が「市民目線」で判断するしかありません。

■和田貞夫さんの訃報■
ところで、元衆議院議員の和田貞夫さんが、12月18日に逝去されたとの知らせが届きました。和田さんには、社会党府議時代から色々ご教導にあずかりました。1993年の総選挙では、既成政党の議席独占を阻む市民派新人候補として挑みましたが、和田さんの実力にかないませんでした。そんな対抗関係がありながらも、その後も親しくしていただきました。
2013年の堺市長選の際は、竹山陣営の選対本部長として、都構想を押しつける維新候補と闘う指揮をとられたので、選挙事務所を訪ね、改めて教えを乞いました。92歳とご長命ではありましたが、その死は限りなく惜しまれます。謹んで哀悼の意を表します。

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12月20日 (火)  朝から断続的に小雨。最高気温は14.6℃で、この時期にしては暖かい日。

最終本会議での私の発言は昨日の予想よりも5分早まり、11時40分からになりました。
最初の質疑では、まず、前議会で「喫煙所廃止を議運の採決で決めたい」と言っていた大阪維新の会が、公明・自民・ソレイユと組んで、「受動喫煙対策強化決議」を提案するに至った経緯を質しました。説明はあいまいで、議長から「経過説明はそれでいいのか?」と念を押されるというお粗末さ。おそらく、きちんと誰もを納得させるような説明はできないのでしょう。私から見れば、自称「改革政党」の看板さえ忘れた“野合”だったにすぎません。

●ネットでの主張と矛盾する請願反対理由
維新市議団のホームページには、8月の議会で「喫煙所廃止」を提案した目的の一つは、「議員の特権的な状態の解消」としています。また同会派の井関貴司議員がネットサイトに寄稿して文には、「実際に大半は議員が利用」、「結論は次回11月定例会まで持ち越されることになった」などと記されています。
ところが、総務財政委員会での請願に対する討論では、請願者が「喫煙室が議員のみの利用」とか、「議運は協議を先送りした」と記していることを難詰しました。自らが発信した情報と同じことを書いた市民を批判するのは、まさに自己矛盾です。

●「喫煙室の撤去」を決議したら、使用を止めるか?
ともあれ、4会派が提案した決議案には「本館11階喫煙所の撤去を含めた建物内禁煙を積極的に推進する」と明記されています。決議が成立したら、提案した議員は喫煙所の使用を止めるだろうと考え、念のため質してみました。以下は、各会派議員の答弁です。(敬称略)
▼維新の会(的場慎一・黒田征樹)=職員と同じ場所を使用する。現在の“たばこ部屋”はこれからも使わない。
▼公明党(大林健二)=建物内禁煙をめざす方向は理解しているが、喫煙所がまだある間は利用するかもしれない。
▼ソレイユ堺(小堀清次)=私自身も愛煙家の一人だが、決議案の提案者である。決議案の可決後は11階の喫煙所の利用は差し控える。
▼自民党(野里文盛)=私もヘビースもカーだ。喫煙所があるまではあそこで吸わせていただきたい。なくなれば他の方法を考える。

●「請願不採択」の理由が見えた公明党の答弁
最後に、「この決議が可決されたら、喫煙所はいつ廃止されるか」と各会派に聞きました。
▼維新の会(井関貴司)=議会の意思が示された時点で市長が速やかに対応するだろう。時期・予算などが調整課題だ。(黒田征樹)=即日なくしていただいらよいと考えている。
▼公明党(星原卓次)=敷地内喫煙所が今の状態でいいのかどうかを見極め、その整備や三次喫煙への対策をしっかりとった上で対応してもらいたい。
▼ソレイユ堺(山口典子)=決議されれば直ちに入れなくしても構わないと考えている。市民の請願を尊重しているが、議員として自らの意思で議決したいということの表明だ。
▼共産党(城勝行)=喫煙所は好ましくないと考えていた。議会が撤去しようと決議すれば、市長は速やかに撤去を進めてほしい。その間は経過を見ながら判断すればよい。
▼自民党(野里文盛)=時代の流れだし、議員特権との声も聞く。ただ、屋外喫煙所は雨の日に困るし、電灯も必要。11階をなくすなら、ぴっちりとした形で残していかなければならない。

(討論は明日の日記で…)

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12月19日 (月)  今日はさらに暖かい日で、最高気13.9℃でした。続くといいのですが。

朝から登庁して、明日の本会議での発言準備。議会事務局に進行予測を確かめたら、私の出番は10時45分ごろ?とのことです。年末でお忙しいでしょうが、できれば10時半ごろからインターネット中継をご覧ください。議会喫煙所の廃止が本当に実現するのか、「質疑」と「討論」で、2度登壇します。


12月18日 (日)  今朝は3.2℃と冷え込んだものの、12.6℃になる穏やかな日和でした。

昨日に続いて、事務所まわりの花鉢の手入れ。土がふわふわになっているアジサイが気になって鉢替えを試みたら、やっぱりネクイムシが8匹も潜んでいました。同じようにボケの土も柔らかでしたが、こちらは無事。強引な植え替えて、花木を傷めたかもしれません。

ところで、議会フロアーの喫煙所廃止をめぐる問題について、最終本会議で質疑と討論をすることになりましたが、会議は10時から始まり、午前中に終わると見込まれます。


12月17日 (土)  朝5.0℃、最高気温は15時=10.8℃でしたから、昨日より暖かな日でした。

12月の議会も最終本会議を残すでだけとなり、ようやく歳末気分。クリスマスが終われば入れ替えが必要な事務所前の花を求めて、ハーベストの丘農産物直売所へ。


12月16日 (金)  6時=6.2℃、9時=4.8℃、15時=7.4℃、18時=5.3℃、21時=3.9℃

今日、午前中の議会運営委員会で、最終本会議の議事運営を協議しました。維新、公明、自民、ソレイユ提案の「受動喫煙防止対策の強化に関する決議」には、共産党も賛成する旨を表明しました。しかし、共産党は提案会派になることを控え、私は「賛否は質疑の後に表明する」と述べ、この議案に対する質疑と討論を通告しています。
また、市民の請願を不採択として議会総務財政委員会での4会派の討論内容から、仮に決議が可決されても請願を一事不再議とすることはできない旨も主張しました。

●請願否決の裏に潜むものは?
「一時不再議」とは、一度議決した案件と同じ内容の案件は、その会期内に再度の審議・議決をしないという議事運営の原則です。しかし、何が「一事」であるかの判定は困難です。昨日の日記で紹介した4会派の総務財政委員会での討論は、「喫煙所廃止」を求める市民の請願について、「この請願の目的が請願趣旨文と併せて鑑みると、やはり禁煙の奨励であるとも解釈されます」と述べました。つまり、彼らは「請願目的が喫煙所廃止だけではない」という自分たちの解釈を付け加えて、請願採択を拒否したのです。
もちろん、4会派の決議案には「禁煙奨励」は書かれていません。ということは、4会派の論理に従うと、請願と決議案が「一事」(同じ内容)とは言えないのです。でもまあ、本会議で堂々と議論することを避けたかったのでしょう。議運の多数決で、「一事不再議」を押し切りました。
もし請願が採択されていたら、私も一事不再議に異議を唱えることはありません。また、彼らの決議案に、何の疑いもなく同意したでしょう。20日の本会議で「疑念」を質すつもりです。質疑に備え、市役所の建物外にある喫煙所(写真)の調査もしました。

▼市役所の建物外に3か所ある喫煙所のひとつ

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12月15日 (木)  カジノ法、年金カット法…強行採決に怒りを広めたいもの。今朝は1.3℃。

南区庭代台に住む市民の方が、堺市議会のフロアーにある「喫煙所」の廃止を求めて提出した請願が、総務財政委員会で「不採択」となったことは、昨日お伝えしました。

●維新の会などが請願に反対
市民の請願に反対したのは、何と、前議会で「喫煙所廃止」を提案した大阪維新の会のほか、公明党、自民党市民クラブ、ソレイユ堺という議会内の大きな会派です。これら4会派の談合でまとまった「討論」を読み上げたのは、ソレイユ堺の西てつし議員。多分、同会派の山口典子議員が委員長なので、役を担ったのでしょう。

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■西てつし議員の反対討論
ただいま議題となっております請願第2号「堺市議会喫煙所の廃止」について、大阪維新の会堺市議会議員団、公明党堺市議団、自由民主党市民クラブ、ソレイユ堺を代表して、意見を申し上げます。
本請願の趣旨には、禁煙の推進が国内外で進んでいるとされ、本喫煙室の存在に驚かれているとされています。
まず、禁煙の推進をうたうのであれば、本喫煙室の廃止だけでなく、敷地内喫煙所の廃止も本来はうたうべきであり、政治的なパフォーマンスを感じます。
また、議会による円満解決を期待するとしながら、議会運営委員会は協議を先送りしたと断言されております。公式の会議の場だけでなく、我々は、この件を継続して協議しているにもかかわらず、こうした認識を示されている点についても疑義を感じざるをえません。
さらに、請願事項には、あたかも市議会の喫煙室が議員のみの利用に限定され、それが社会的公平性を欠いていると解釈される記載があります。しかし、この喫煙室は、市民の方々や職員にも開放されており、この認識とは明らかに異なっていると考えます。
また、喫煙室から煙が漏れ、非喫煙者の健康リスクになっているともあります。しかし受動喫煙防止の観点から設備もされており、検査も徹底し、基準を満たしていることも確認されています。ここにも認識の誤りを指摘せざるをえないところであります。
そして、最後に禁煙の奨励をされておりますが、この請願の目的が請願趣旨文と併せて鑑みると、やはり禁煙の奨励であるとも解釈されます。禁煙を奨励されることは確かによいとは思われますが、喫煙に関連する条約、法律、政省令、指針、通知、あるいは条例において、未成年者喫煙禁止法に定められる未成年者に対する喫煙の禁止以外、個人の喫煙を制限するものはございません。我々の立場は、あくまで2003年の健康増進法施行の下、その目的である受動喫煙を防止することが責務であると考えております。
このことから、我々は、今議会に「受動喫煙防止対策の強化に関する決議」を提案をさせていただき、その観点から、堺市議会の喫煙室の廃止のみならず、敷地内喫煙所についてもより強力にその対策を行うことを決議したいと考えております。
以上の理由により、本請願に反対の意を表しまして、討論といたします。
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ちょっと長いですが、発言のすべてを聞き起こしました。市民が議会に請願したことを「政治的パフォーマンス」と切り捨てるこの感覚。さて、市民の皆さんはどう思われるでしょうか。 

▼全館禁煙の市役所庁舎内に、ただ一つだけある市議会本会議場入口近くの喫煙所

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12月14日 (水)  朝11.2℃から気温はどんどん下降。沖縄では、恐れていたオスプレイ墜落。

健康福祉委員会では、まず、12月8日の新聞に大きく報道された石綿含有がれきの飛散事件で職員が送検されるという記事について、改めて市長に質問。竹山市長が「庁内連携が不足し、あってはならないミスを起こした」と答弁したことを踏まえ、今日の本論に入りました。

●2年前、明らかになった麻袋再生業によるアスベスト被爆
およそ40年ほど前、アスベストの運搬に使われ麻袋を再生する作業が堺市内で盛んでした。現在の堺区、中区、北区などで家内作業として行われ、従事した大人だけでなく、手伝った子どもにもアスベスト被害が及びました。2014年4月、被害を受けた人たちがそのことを公表して、堺市内でもそのようなアスベスト被災があったことが明らかになったのです。
堺市はこの事態を受けて環境省とも交渉の上、昨年から検診を実施しています。ただ、麻袋の作業にかかわった人たちの多くは、それが原因となって自分の健康が脅かされていることを知りません。また、実際にどこに作業所があったのかも確定していません。

●患者と家族の会の皆さんによる地道な取り組みに、市長が連携を約束
2年前に被害を公表した皆さんは、「中皮腫・アスベスト疾患疾患・患者と家族会」に参加し、独自のチラシを配布するなどして受診を呼びかけています。また、作業所のあった場所を調査するなど、被災の実態を解明しようとしています。そこで、「堺市としても、市民との共同作業で実態把握に努めるべきではないか」と提案。すると市長は、「市民の健康を守ることは堺市の責務だ。住民とどのような形で連携できるか十分考えたい」と答弁しました。傍聴されていた関係市民も納得されたようで、連携作業による施策の充実が期待されます。今回のアスベスト飛散事件への対応も含め、堺市がアスベスト対策の先進市となることを求めました。

■総務財政委員会で「喫煙室廃止の請願」は不採択!!
堺市議会は1日2委員会開催で、今日は総務財政委員会も開かれていました。閉会後に確認したところ、市民から出されていた議会フロアの喫煙所廃止を求める請願は「不採択」となったそうです。
採択に反対したのは、前議会で喫煙所廃止を言い出した大阪維新の会のほか、公明党、自民党、ソレイユ堺の4会派です。この4会派は、別に「受動喫煙防止対策強化に関する決議」(案)を提案しており、その文案に「喫煙所撤去」をうたっています。このことから「まさか」と思っていましたが、請願への反対理由はソレイユ堺の西てつし議員が4会派を代表して述べたそうですから、「4会派の談合」は明らかです。この調子では、決議案にある「喫煙所撤去」をほんとうに実行するのかさえ疑わしくなってきました。維新の会の「身を切る改革」もポーズだけなのでしょうか。反対討論の録音を入手したので、明日の日記で「4会派」の言い分をお知らせします。


▼健康福祉委員会での質疑

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12月13日 (火)  今日は一日中雨でした。朝9.1℃と高かったものの、最高気温は12.23℃。

午前中、昨日印刷所から届いた「議員活動報告」の校正刷りに目を通しながら、インターネット中継で建設委員会を傍聴。

アスベストがれき飛散事件で質問した札場泰司委員(大阪維新の会)の主張は、「堺市が立件されて有罪となった場合、その罰金を市民の負担とするな」ということだったようです。大気汚染防止法では、個人責任だけでなく法人の責任を問い、罰金を課することができる旨も規定されています(法36条)。府警の取り調べでも、そのことがねらいにあるのかもしれません。ただ、前にも書いたように環境省は、「届出違反は故意犯を対象とするもの」との解釈を示しているようで、取り調べる側も慎重にならざるをえないのでしょう。

午後から登庁して、明日の健康福祉委員会の発言準備。出番は午後1時で、市長への質問のトップです。3日ほど前から風邪気味のため、今夜は早く休ませていただきます。


12月12日 (月)  今朝はなんと1.9℃。昨朝よりも3℃以上下がりました。昼間も10.9℃。

朝一番、印刷所に「議員活動報告」(新春号)の原稿を渡しました。その後、登庁して、議員控室の音声モニターで産業環境委員会を傍聴。ただ、アスベストがれき飛散問題について質問したのは、維新の会の伊豆丸精二委員だけでした。その主張によると、「捜査機関が視野に入れているのは、堺市に対する組織的制裁だ。竹山市長は、組織マネジメントをきちんとすることが必要」とのこと。たしかに、今回の事件を担当職員だけの責任にすることはできません。


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